サイズはどこまでいじれるの?ジャケット編 【福岡天神店】
先日、高校生ぶりくらいにローファーを買いました二方です。
夏に向けて細身のパンツを新調中なので今から合わせるのが楽しみです。笑
さて、本日はよくお問い合わせを頂く、
「オーダーでサイズはどこまでいじれるの?」にお答えしようと思います。
全部は説明しきれないので、まずはジャケット編!
実際の採寸風景を交えながらご説明いたします。
①まず初めにお身体の寸法をメジャーでお測りします。
基本的にはゲージ服と呼ばれるサンプルのジャケットを着てもらってサイズ確認は行いますが、
自身の体型変化を把握する意味でも重要になってまいります。
下の写真は胸囲を測っております。
②お身体の寸法を測り終えたら次にゲージ服を着て頂き、モデル決めを行います。
今回はビジネス用にカチッとしたスーツとのご要望ですので、ブリティッシュモデルを選びました。
モデルによって着心地が変わってくる場合もあるので、体型のクセが無いかもここで確認しております。
体型のクセが出ている場合は型紙の微調整を加えます。(体型補正)
モデルの要望が無い方はスタイリストが用途や体型にあったモデルでご案内しますのでご安心下さい。
③モデルが決まったらいよいよサイズの調整に入ります。
ジャケットですので、まずは着心地を左右する肩幅と胸囲の確認を行います。
今回は腕を動かしても許容範囲のきつさとの事なので、肩巾は広げずゲージ服通りの肩幅と胸囲にしました。
細身のサイズをご要望の方はきつさが出やすい部分ですので、タイトさを優先するか着心地を優先するか、着用シーンを想定しながら決めていきます。
④続いて中胴。ジャケットのウエスト部分です。
ウエストがすっきりされている体型でしたので、今回は中胴をゲージ服より絞りました。
⑤続いて袖丈。左右それぞれ確認し5mm単位で調整しております。
意外と気にしていない方が多い部分ですが左右で袖丈が異なる事もあります。
⑥最後に着丈です。今回はヒップが隠れるくらいを目安に合わせておりますが、
長め、短めお好みに応じて変えることができます。
いかがしたでしょうか?
ジャケットのサイズだけでもここまで細かく見ております。
サイズ確認が終わりましたら衿の形やポケットの角度、ボタンの数なども選べますので、
より自分好みにカスタムした1着に仕上がります!
次回はパンツ編をご紹介致します。
福岡天神店
二方