こんばんは。
今日はいよいよポーランド戦ですね。
何とか予選突破してほしいです。
W杯を見ていると世界各国お国柄で戦術等様々ですごく面白いですよね。
生地もお国柄によって特徴があります。
基本的にはスーツの生地の産地はイタリア、イギリス、日本となっています。
私は存じ上げないのですが他の国にもミル(毛織物工場)はあるのですかね。
昨今だと生産体制の効率化などから多くのミルが廃業してしまっているようで、
特にイギリスなどは数多くの名門ミルが既に廃業してしまっているようです。
そんな流れもあってか近年はイタリア生地の方がメジャーになっていることが多いかと思います。
ロロ・ピアーナやゼニアは特に有名ですね。
艶感や発色、柄の色気イタリアらしさを感じる生地が多いです。
使用している原毛のクオリティが非常に高く柔らかさや艶感は格別です。
柔らかい生地なので皺にはなりやすいですが原毛の質が良いので、
皺に戻りは非常によく感じます。
最近ですとカノニコの人気が非常に高まっています。
生産の効率化が進んでいるようで、クオリティの高い生地を手の届きやすい価格で提供しているので、
幅広い世代に人気が高いです。
コレクションも豊富でメディアでも良く取り上げられています。
昨年からグローバルスタイルでも取り扱いの始まったアリストンは
陽気なナポリらしい発色の良さと派手目ながらが特徴です。
中々日本のビジネスシーンですと着用しづらいものも多いですが、
休日用のジャケットやパーティーなど華やかな場面には非常にぴったりです。
他にもたくさんイタリアの生地メーカーは御座います。
勿論各メーカー様々なコレクションがあるので全てがこれに当てはまるわけではないですが、
気候や風土、国民性などが反映されていて非常に面白いです。
色々な生地でスーツを作っていくとご自身のお好みも割とはっきり表れるかと思います。
長くなってしまったので本日はこのあたりで。。。
イタリア生地の色気も魅力的ですが、私はもっぱらイギリス生地贔屓ですので、
次回はイギリス生地をご紹介したいと思います。
様々な生地をご覧頂きやすい着分生地で御用意しておりますので、
是非御来店いただければと思います。
MARUNOUCHI GLOBAL STYLE 本店
曽根