袖釦のあれこれ 大阪本町
皆さんこんにちは。本町店の市原です。
明日から7月に入りますが、もう今年も半分終わってしまったのですね。
そう思うと年々一年の短さを実感してきております。。
そういえば7月は旧暦ではもう秋らしいですが、別名「秋初月」なんていうそうですね。
こんなに暑いのに。。
さてさて、本題に入りましょう。
皆さんスーツの袖に釦が付いているのはご存知ですよね?
先日本切羽のお話をしましたが、そもそもどうしてここに釦が付いてるの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
諸説あるみたいですが、ナポレオンの話が有名ですね。
ヨーロッパ史近代、皇帝ナポレオンがロシアに攻め入る際、兵士が寒い道中鼻水を袖で拭いながら進んでいました。
それを見かねたナポレオンがそこに釦を付けて拭えないようにしたという話が有名です。
その名残が現代のスーツにも残っております。
ですので、標準の仕様として縫い付けてあるだけで簡単に外れないようなっているのも頷けますよね。
オーダーならではの仕様として、私は本切羽を強く推奨しておりますが(笑)
本切羽に付いてはコチラをお読み頂ければと思います。
さてさて、他のブログでもご紹介の通り、新生地が続々入荷しておりますので、人気生地がなくなってしまう前にいち早く秋冬物をオーダーしてみては如何でしょう。
それでは本日はこの辺で失礼致します。
大阪本町店 市原