こんにちは。ディアモール大阪店の松本です。

 

 

今回のブログはリクルートスーツに焦点を当ててみました。

 

 

皆様、リクルートスーツって何かご存知ですか？

 

 

実は、私はよく分かってないんですよね。リクルートスーツ。

 

 

というのも、タキシードや礼服のように

 

 

明確な定義がリクルートスーツにはないんですよね。

 

 

皆さんが想像するリクルートスーツといえば

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、黒無地のシングルスーツだと思いますが

 

 

これって世界基準でいうとビジネススーツというより

 

 

フォーマルスーツ（略礼服）の分類に近いんですよね。

 

 

本来ビジネスでは避けられるスーツなのですが・・・

 

 

なぜ、日本ではこれが就活スーツの標準になったのか

 

 

 

 

説はいろいろで、個性を消すための画一化、黒色は変な印象を持たれにくいから等

 

 

様々ですが、一番の原因は我々洋服業界にあります

 

 

スーツの販売を促進するため70年代くらいから紳士服商戦として

 

 

ベーシックなスーツに「リクルートスーツ」という名前を付けて

 

 

就活生をターゲットに売り出したんですね。

 

 

それがいつしか、一般化して本来フォーマルカラーである黒無地スーツが

 

 

就活において着用しなければならない義務のようになってしまったというわけです。

 

 

 

んー・・・我々洋服業界の反省すべき点ですね。

 

 

 

 

 

ただ、最近では黒無地以外に

 

 

濃紺無地やチャコールグレー無地で就活スーツを作る方も多くなってきました。

 

 

上記の二つは世界的にみても、ビジネススーツの中で最も一般的なものなので

 

 

私自身もおすすめしております！！

 

 

就活スーツをお考えの方は濃紺やチャコールグレーで作ってみてはいかがでしょう。

 

 

 

 

 

我々日本人は洋服文化の歴史が浅く

 

 

洋服が一般的に着られるようになったのはつい100年ほど前といわれております。

 

 

だからこそ正しい知識を身に着けて、正しく着こなしたいものですね！！

 

 

ディアモール大阪店　松本