職場でダブルスーツ・・・着られると思います? 【京都四条】
こんにちは。京都四条店の松本です。
近頃ダブルブレストのスーツが再注目されていることは皆さまご存知かと思います。
80年代のバブルの時期に流行ったソフトスーツとは違い、シルエットも身体に沿ったものになっています。
トラッドの回帰が一つの要因になっているのでしょうが
果たして、流行りの「ダブルブレストスーツ」は現代の日本のビジネスにおいて着ていけるものなのでしょうか。。。
スーツの文化やマナーで考えると、ビジネスにダブルブレストスーツを着用することは何ら問題ありません
むしろウエストコート(ベスト)を省いたシングルスーツを着用するより正しい着こなしです。
しかしながら・・
ビジネスの場(特に日本)で要求されるのは『調和性』なんですね。。
最近はその風潮も薄れつつはあるものの、出る杭が打たれやすい日本では周りと同じ服装であるほうが
有利なことが多いのには変わりありません。
というところでは、シングルブレストのスーツが30年以上は主流だったこともあり
ダブルブレストスーツはビジネスシーンで着るにはまだ早いと言えるでしょう。
何故か日本ではダブルブレストのスーツ=バブルのイメージ・怖い人のイメージもあるようですし
もう少し浸透してからのほうがベターですね。
反対に考えれば、周りとは違う雰囲気を演出したい方にはダブルスーツはもってこいです。
それこそ会社の代表の方であったり、パーティーや式典にて着用される場合
アパレル関係や服装がの融通が利く職場等々。。。
個性を重視される職業にはいいかもしれませんね。
1900年代初頭といえば
王族の着こなしを貴族が真似てそれを大衆が真似してゆくというのが
トレンドが作られる構図でした。
現代では、各ブランドのデザイナーが時代の雰囲気や流れを汲み取って
ファッションに落とし込んでいくという構図がトレンドの作られるプロセスになっています。
もちろんファッション業界の思惑もトレンドに反映されますが・・・
それに、SNSなどの復旧により一個人からトレンドが作られることもでてきました
そんな時代ですから、カジュアル(カントリー)くらいは個性的にいきましょうよ!
ジャケットからでもいいのでダブルブレストに是非挑戦してみてはいかがですか。
京都四条店 松本