裾口について【ディアモール大阪】
こんにちは。
今日は裾口についてお話したいと思います。
なぜスーツの裾を意識しなければならないのでしょう。
それは、シングルとダブルが存在しそれぞれが異なる印象を与えるためです。
シングルとダブルとは、
裾口を折り返さない形をシングル、折り返す形をダブルと言います。
こちらの写真がシングル
こちらがダブルです。
メンズウェアの歴史の中ではパンツの裾は折り返さないシングルが基本でした。
折り返すスタイルのダブルの起源には諸説ありますが、
ウィンザー公ことエドワード7世が広めたという説が有力とされています。
希代洒落者として知られるウィンザー公は雨の日に裾口が泥などで汚れることを
防ぐために、裾口を折り返したと言われています。
そしてこのスタイルがエレガントだと話題になり、それが現代まで続いています。
では普段使いのスーツにおいては、シングルとダブルのどちらを選べばいいのでしょうか?
個人的にはこの質問には、シングルと答えます。
なぜなら、先程も説明したようにスーツの裾口はシングルが基本だった歴史があるためです。
また、同じような理由から冠婚葬祭のスーツはシングルにするべきという暗黙の了解もあります。
ダブルの出番はないのかというとそうではありません。
明るい色や派手な柄のスーツ、ジャケパン用のパンツにはダブルのお勧めています。
やはりダブルは軽やかな印象を与えることができるので、
少し遊び心のあるスーツなどに向いています。
今日はちょっとした豆知識をご紹介しました。
2019秋冬生地もたくさん入ってきています。
ご来店、お待ちしております。
ディアモール大阪店 小山
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