袖釦のお話 👔【なんばスカイオ店】
こんにちは!!!!!
このたびディアモール大阪店より、なんばスカイオ店に
着任いたしました、小山と申します。
心を新たに一層業務を精進いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、今日は袖釦についての豆知識を、お話したいと思います。
スーツの袖には3つ、4つの小さなボタンがついています。
いくつか説があるようですが、「ナポレオン説」がございます。
フランス軍がロシア遠征に行った際、寒さのあまり兵隊たちは
鼻水を袖で拭いていたそうです。
軍服が鼻水で汚れてしまうことを防ぐために、
ボタンをつけて鼻を拭けないようにしたとされています。
他には、スーツには元々袖にボタンが付いており、
袖を開いて袖まくりができるようになっていた、という説もあります。
当時ワイシャツは下着という認識だったため、今のように気軽に脱ぐことはなかったからだそうです。
次に袖口のボタンを付け外しできるスーツの仕立てのことを「本切羽(ほんせっぱ)」と呼びます。
この本切羽が誕生したお話しをしてきます。
本切羽仕立てのことを「ドクタースタイル」とも呼び、その期限はヨーロッパといわれています。
スーツのジャケットは上着、その中に着るシャツは下着という認識があったため、
ヨーロッパではジャケットを脱ぐ風習がなく、往診の医者が診察時や手洗いをする際に
袖をまくる必要性があったのもその理由です。
ヨーロッパではたとえ医者が患者を治療する際でも、
ジャケットを人前で脱ぐのは失礼にあたるとされていたのです。
この風習は日本よりもヨーロッパでかなり根強く残っています。
本切羽もオプションで仕立てることができます。
是非この機会に仕立ててみてはいかがですか。
今日は豆知識をご紹介させていただきました。
ご来店お待ちしております。
GINZA グローバルスタイルなんばスカイオ店 小山