スーツ好きの方は怠らない手間 【京都四条店】
皆様こんにちは。京都四条店の松本です。
昨日から京都は祇園祭なわけですが
祭り後の天気予報はずっと雨です。
スーツにとって雨は大敵で御座います。
毎日スーツを着用なさる方は手入れが大変ですね。。。
この時期によくあるのが、スラックスのクリースラインの消滅です。
折角プレスしても、雨の翌日にはまた消えて、またプレスして、また消えて。。。
面倒になって放置されている方もいらっしゃるかと思いますが
クリースラインは必ず残してください。
スラックスはセンタークリースがあるか無いかでシルエットが大きく変わります!
勿論あった方がキッチリとして見えます
人によってはクリースが無いとだらしないと仰る方もいるくらいです。
センタークリースを敢えて消すというファッションもありますが(オックスフォードバッグス的な)
超上級者なので自信のある方だけどうぞ・・・
面倒ではありますが、プレスの仕方は意外と簡単ですよ!
アイロンを素材に合わせた温度にして・・・
当て布を置いた上からギュッと押し当てるだけです。
注意点を挙げるならば
1.アイロンは滑らせるのではなく押し当てるように使うということ
※押し当てる方がアイロンの熱が伝わりやすいのです
2.当て布を使用すること
※当て布を使用することによって生地のテカリや伸びを防げます
3.内股側からアイロンを当てる事
※これは万が一テカリが出てしまっても、内股側なら目立たないからですね
この3つを守って頂ければ問題無しです!
ほらこの通り!クリースが鋭く「ピシャーッ」って感じでしょ。。
ちなみに「クリースラインが跡形も無くて当てられないよぉ(;´Д`)泣」という方は
こうやってスラックスのサイドシーム(縫い目)を合わせてあげたときにできる
織り目を基準にプレスしてもらうと良いかと思います。
最近サボられてた方は是非これを機にスラックスをプレスしてあげて下さい。
GINZAGlobalStyle京都四条店 松本