舐められてはいけない男のスーツ【新宿三丁目店】
みなさんこんにちは
新宿三丁目店 小松です。
最近マフィア映画にハマってしまい、
30年代から現代モノまで有名どころを片っ端から見ています。
マフィアといえば、暴力をちらつかせて人々を支配したり
金に物を言わせて政治に影響力を持ったりとやりたい放題です。
その一方で、身内や地域の住人には慕われる存在であり、
その二面性に強く惹かれてしまいます。
どんなマフィアにも共通するのが
決して他人に舐められてはいけない存在である
ということです。
そのためか、どの映画でもマフィアはスーツをビシッと着こなす、
男の中の男として描かれています。
最近鑑賞した映画の中でスーツ姿が特徴的だったのは、
レジェンド 狂気の美学
という、1960年代ロンドンが舞台の映画の主人公、
クレイ兄弟のスーツ姿です。
パーティーでのタキシード姿と囚人服姿以外のシーン以外で
全てネイビー無地のスーツを着用しており、
どんなシチュエーションにも対応する万能さや、
責任ある男の貫禄を感じさせます。
ロンドンが舞台なだけあり、スーツは肩幅をしっかりとった
胸にボリュームのあるイギリスらしい仕立てで、
ハリコシがしっかりある、目付の重い生地を使っているように思います。
グローバルスタイルで取り扱いのある生地の中で似たモノだと
以下の3つがあげられると思います。
ご存知ゼニアのエレクタです。
イタリア生地ですが、目付は290gあり、
艶感と重厚さが同居する生地です。
続いては、
アーサーハリソンのネイビー無地です。目付は300gです。
↑のゼニアの画像と比べていただくと、
生地の目が粗いのがわかるかと思います。
それだけ太い糸を使っているということで、
ハリコシや耐久性はピカイチです。
最後の一つは、
テーラーアンドロッジのネイビー無地です。
目付が330gあり、目付だけ見るとガシッとした生地に感じますが
実際に触れてみるとふんわりとした肌触りです。
光沢も抑えめで、今回紹介の3生地の中で一番上品さを
感じられる生地です。
ぜひみなさんもしっかりとしたネイビー無地で
スーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。
オールシーズン生地の260g前後でネイビー無地を仕立てる方も
多いかとは思いますが、重めの目付だとより重厚な雰囲気となり、
また違ったスーツスタイルを楽しんでいただけると思います。
ご来店の際はぜひ、重めのネイビー生地も
候補の一つとしてご覧なっていただければと思います。
Globalstyle新宿三丁目店
小松