ゴッホのスーツ?【池袋東口店】
みなさんこんにちは。
世界的なウェルスーツドレッサーへのインタビュー的な記事を見ると、
「自然や芸術作品にインスピレーションを得て、コーディネートをしています」
というような言葉が結構出てきます。
本当か?と疑う前に実際にやってみようと思い、
上野で開かれているゴッホ展に行ってみました。
実際にゴッホの作品に触れてみると…
そこはもうインスピレーションが刺激されまくりの空間でした。
ゴッホのキャリア後半はフランスで当時最先端の派閥「印象派」に影響をうけ、
鮮やかな絵を描き始めます。有名なひまわりの絵も、そのフランス時代です。
印象派は、色を表現するときに、絵の具を混ぜずに表現しようとしました。
複雑な色合いだけれども、近くで見ると単純な色の組み合わという技法を使っていて、
自分の着ているスーツも同じじゃないか!!と一人興奮していました。
↑これ、遠目から見るとすごく茶色です!!
私のスーツの生地も、茶色を表現するのに、
黒・灰色・オレンジの三色で作っていました。
もう一つ、
絵画は平面だと思っていましたが全然平面ではありませんでした。
ゴッホの絵は触るとぼこぼこしそうなほど、
絵の具が厚塗りされていました。
こういうのを見ると、ちょっと凸凹感のある生地でジャケットもいいなぁと思います。
芸術にインスピレーションを受けるというのは、実際にありました!!
展覧会などでインスピレーションを受けた後に、
様々な生地を見ていただくと、
いつもとは違った発見があり面白いと思います。
そういった視点で生地を選ぶと、印象的なスーツが生まれるかと思います。
印象(派)的なスーツ、作ってみてはいかがでしょうか!!
ご来店をお待ちしております。
グローバルスタイル池袋東口店 小松