冬に明るい色のスーツはNGなのか? 【京都四条店】
皆さんこんばんは。京都四条店の松本です。
クリスマスですね。。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
本日は季節に合わせたスーツの色についてお話いたします。
ズバリ!真冬にライトグレーやライトブルーなど、明度の高いスーツを着るのはアリだと思います?
それともナシでしょうか?
様々な意見がおありかと思いますが・・・
私個人の見解としては
生地によってはアリだし、当然ナシの場合もある。
というところでしょうか。
曖昧な表現の為、答えになっていないように聞こえますが
以下、ご説明いたしますのでご安心を。(*’ω’*)ホッ
ここからは個人の見解・考えですのでそれを念頭に読んでくださいね↓
「ファッションなんて自由なものなんだから、何着たっていいじゃないか!」
「自身の個性・表現なんだから何を着ようがとやかく言われる筋合いはない!」
とおっしゃる方もいらっしゃるかと思いますが。。。
それはカジュアルの世界なら通用します。
しかし、今回はスーツの世界でのお話なんですね。
考えてみてください。
そもそもスーツは誰のために着ているのでしょうか?
その答えを導くために、一つ例をあげましょう。
皆さんもご存じのディナージャケット(タキシード)といえば何色をご想像しますか?
恐らくブラックがおおよそで、なかにはミッドナイトブルーとお答えになった方もいらっしゃるでしょう。
その答えで正解なのですが
例外として、ディナージャケットにはジャケットのみオフホワイトのものを羽織ることがあるんですよね。
それは盛夏の際や猛暑地で着用するのです。
007のスペクターでも砂漠の列車でボンドが着てましたね( `ー´)☆
その理由は
白の方が涼しく感じるから!
という当たり前のことなのですが・・・
よくよく考えるとディナージャケットは夜に着るものですから、白を着ようが着ている本人は涼しくなりません(;´Д`)
では誰が涼しくなるのか?
それは周りにいる人たちなんですね!
要するに周囲の人を目で涼しくさせる為に白のジャケットを着用したわけです。
ここにヒントがあるのですね!!!
冒頭の話に戻りますが、冬場に合物のライトグレーやブルーのスーツを着ることも上記の話に通じます
明るめの色はどうしても寒そうですし、見ている方まで冷えてしまいます。
もし着られるのであれば、フラノ生地やツイードの生地など
温かみのあるものにすることが周囲の人々への配慮になるわけです。。。
そういったところで私の考えとして「生地によってはアリ」という表現をいたしました。
↑フランネルならライトグレーでも温かそうでしょ( *´艸`)
近年のピッティウオモのような「目立ちたい」だけの独りよがりの着こなしではなく
その場の雰囲気や人々、格式によってスタイルを変えられる方が
真に紳士服の着こなしを心得ている人といえるのではないでしょうか。
本日はこのあたりで。
GINZAGlobalStyle京都四条店 松本 🎅