ジャケットのデザイン、結局どちらがいいの?【神田中央通り店】
皆さん、おはようございます。
最近、花粉の影響か日中くしゃみが止まらず毎年花粉に悩まされている氏家です。
ウイルスの影響もあり、どこもマスクが在庫切れの状況が続きますが
対策等を行い、花粉シーズンとウイルスのピークの時期を乗り切って行きましょう!!
今回はジャケットのデザインにある「裏仕様」についてご紹介させていただきます。
~背抜き・総裏について~
こちらの写真は背抜きの仕様となります。
スーツ・ジャケットの裏地の背部分を省いて仕立てた仕様を言います。
背抜き仕様にするメリットは、背中の通気性を良くして涼しさを感じるというものです。
そしてその分軽くなります。
上の写真が総裏の仕様です。
ジャケットの裏部分全体にかけて裏地が付いた仕様の事を言います。
総裏のメリットには、「汚れや傷から表生地を守りダメージを軽減する」
「滑りやすくし、ストレスなく袖を通す事ができる」
「きれいなシュルエットを保ち、見た目を美しくする」などの役割があります。
これまでお互いのメリットを述べましたが、必ず「総裏」が正解というわけでも
ないかと思います。それは高温多湿な日本の夏ですから少しでも涼しく着たいところですが
スーツは湿気が天敵でありますので夏場は表地の劣化が多少早くなるかと思います。
だからこそ「背抜き、総裏」どちらが正解ということはありませんので
お客様のお好みや用途、着用頻度に応じて裏仕立ての仕様を選んでいただけたらと思います。
お客様にご満足いただけるように考え提案いたしますのでお店へ足を運んでいただければ幸いです。
GINZAグローバルスタイル神田中央通り店 氏家武士