季節で分けよう【横浜西口】
こんばんは。
暖かくなったり寒くなったりと忙しいですね。
皆様、ご自愛くださいね。
雨が過ぎて、気づいたらもう夏!?
春ってあったっけ!?
毎年そんなことの繰り返しですね。
きっともうすぐ夏が来ますよ。
夏にお勧めの生地をご紹介しているブログも
合わせてご覧ください
スーツ屋としては、夏には夏のスーツを
冬には冬のスーツを、と
季節で着るものを分けていただくのを推奨しております。
毎日着るものなので少しでも快適に、というのも勿論
気候に合ったものの方が痛みも軽減されるので
1着を長く着ていただけます。
せっかくお作り頂くのであれば気に入ったものを
大切に、長く着ていただけると
スーツ屋冥利に尽きます。
ということで、きたる夏に向けて
夏用の生地をご紹介していきましょうか。
といっても、何をもって夏用というのか?
大きくは
・目付(生地の重さ)
・組成(使われている素材の種類・配合)
・織り方
にわかれます。
本日は織り方に注目しました。
簡単に言ってしまうと冬用は綾織り、夏用は
平織り
という織り方になります。
平織りとは
たて糸とよこ糸が交互に織られているものを言います。
模様が左右対称となり
頑丈・丈夫・摩擦に強いの三拍子が揃ってます。
そして
均一に織られているので通気性が高い!
暑い夏にはもってこいです。
しかし、織り目が均等にですので
艶がでにくい!
勿論それが平織り生地の良いところであり
夏のスーツのこなれ感ですが
スーツには艶がほしいなぁ、、という方も多いですよね
そんな中お勧めなのがこちら
TAYLOR & LODGE
(テイラー&ロッジ)です
ご覧ください
平織り生地につやが、、、!
触るととても柔らかいんです、、!
秘密はどうやらここにありそうです。
ウールの中で最高級といわれる
ラムズ ゴールデンベール
ジョセフ・ラムという紡績会社が入手したウールの中から
選ばれた特に上質なウールで作られた糸が
ゴールデンベールと名づけられます。
このラムズゴールデンベールを使えるメーカーというのは
なんと一桁しかないのです
そんな希少価値の高い糸をつかって織られているので
ガシガシの生地感で知られている平織りで
ここまで艶がでてくれるのです。
シンプルなストライプは
季節ごとで何着かあっても良いと思います。
背筋がしゃんとみえるので
かっちりとした会議、大事な商談など
ここぞというときにぜひお選びください。
あとは可愛らしいグレンチェックですね。
柄がバンと出るわけでもないので
ビジネスシーンでも気兼ねなく使っていただけるかと。
ジャケパン、などでも活躍しそうですね。
テイラー&ロッジはイギリスのメーカーで
あまり洒落たものが多い、というわけではないですが
無骨でクラシックなものばかりなので、
トラッドスタイルが素敵にまとまります。
流通数がもともと少ない、ということで
入荷数も多くはありません。
夏物のスーツ、
夏 専用のスーツというのも
ひとつお考えいただくのはいかがでしょう?
ちなみに当店の店長がネイビー無地を狙っていました。
お揃いなんていうのも、一興ですね。
では、
また明日
横浜西口店
高畠