雨の日でも元気いっぱいのつづき【横浜西口】
皆さん、いかがお過ごしですか?
こちらはゆったりとした空気の中で
生地と語り合っています。
虫眼鏡で生地と見つめあったり
嗅覚で生地の見分けがつけれるのか挑戦したりしていると
いつの間にかお腹がすいてくる。
そんな毎日です。
さて、先日ご紹介した
REDA ATTO
皆さん覚えていらっしゃいますか?
水滴がぷよぷよになってしまう
高機能生地です。
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お忘れの方はこちらから
実はこのREDAというブランド
凄いんです
本日はイタリアの高級生地ブランドREDAについて掘り下げていきたいと思います。
REDAはATTO以外にも様々なコレクションをもっており
平均2500種ものデザインを毎シーズン送り出しています。
流通数が多く、コストパフォーマンスが高いブランドとして
ゼニア・ロロピアーナなどとも並ぶ
知名度の高さの、人気の生地です。
世界に認められているレダの品質は
世界中の有名ファッションブランドを支えるものとなっています。
ジョルジオ・アルマーニ、ラルフ・ローレンなど
名だたるラグジュアリーブランドでレダの生地が使用されています。
高品質、なのに比較的リーズナブルな価格
実際に生地をみると驚かれる方が多いです。
レダの中でコレクションや色柄を変えてつくったりと
魅力にはまってリピートする方も多いくらいです。
セレクトショップのスーツなどでも
見かけることが多いですね。
レダの発祥は1865年。
イタリアのウール産地・ビエラ地区でウール地の製造を行っています。
羊毛の段階から生地の完成まですべての工程を直接管理しています。
さらっと流してしまいましたが!
そうです。
原毛となる羊の飼育から紡績、生地の生産に至るまで
一貫して管理しているのが、
レダの生地が高い品質で保たれる秘密です。
管理体制では、トレースアビリティというシステムを導入しております。
このシステムを簡単に説明すると
物品の生産・消費・廃棄という流通経路を追跡できるということです。
これを知って私は、
冷蔵庫にレシートを貼って、使った食材に線を引いて消していき
無駄なく使いきる、といった感じかなと解釈したのですが
ちょっと違いますか、、?
こういった管理体制から、ウール工場で初となる、EMASの認証を受けているんです。
EMASとは、環境管理監査制度の略で
環境へ配慮した管理・監査システムなどが認められると
認証が受けられるのです。
工場等で使用する電力は太陽ソーラーパネルを活用していたり、
糸を染めるときの水をリサイクルしたり
染色後の水は浄化してから自然に戻したりと
無駄なく
環境にやさしい
サステナビリティ溢れるブランドなんです!
品質が高くコストパフォーマンスも良い、
さらには環境への配慮もしている。
自信をもってお勧めできるブランドです
せっかくの外出自粛で普段よりも時間があると思うので
ぜひそう言った背景までお調べいただいてはいかがでしょう?
今回のブログがそういった探求心の入り口になりますと幸いです。
では本日はここまでで。
横浜西口店
高畠