綺麗なレディーススーツを仕立てる為には?【博多駅中央街店】
皆さま、こんにちは。
今回は、レディーススーツを綺麗に仕立てる為のお話をさせて頂きます。
メンズスーツほど細かいルールはございませんが、
レディーススーツも綺麗に見せる「サイズ」と「丈」がありますので、
ご紹介させていただきます。
【サイズについて】
まず、基本的にスーツは体のラインぴったりに着用しません。
・動く為の可動域が必要である
・体のラインを拾いすぎず、よりスタイル良く見せる
という理由がある為です。
ジャケットであれば、腕が動かしやすいか?パンツであれば、屈伸がしやすいか?が必須です。
また、背中やウエスト、お尻や太ももの肉感を拾ってしまうと、見た目もとても窮屈に感じますので
機能性と見た目の両方を兼ね備えたサイズが一番良いです。
※ジャケットは、肩幅、胸元、ウエストのサイズにゆとりを作る
※パンツ、スカートは、腰・お尻回り、太もも、ふくらはぎにゆとりを作る
補足として、
・生地の色が濃いと全体的に締まった印象になる
・ストライプ柄は縦ラインによってスッキリ見える
などの視覚効果もありますので、生地選びも拘ってみてはいかがでしょうか。
【丈について】
丈は、見た目に関係する部分でとても重要視しています。
スタイルよく見せたい方も多いので、基準となる丈をお伝えします。
※ジャケットの袖丈は手首が隠れる長さ
袖丈が長すぎると、大きいサイズを着ている感が出てしまうので注意です。
※ジャケットの着丈は腰回りが隠れる長さ(=後ろから見た場合、ヒップトップで丈が終わる)
※スカートの丈は膝下もしくは膝半分の長さ
※テーパードパンツの丈は、
①くるぶしを全部出すとアクティブな印象(ハイヒールと相性良いです)
②くるぶしを半分出すと落ち着いた印象(低いヒールの靴とも合わせ易いです)
※セミフレアパンツの丈は、かかと半分の位置
長すぎると、靴を脱いだ際に裾が床についてしまうので注意です。
少し長くなってしましましたが、
スーツを綺麗に仕立てる際に重要な「サイズ」と「丈」のお話させて頂きました。
オーダーの際に参考にされてください。
お好みもあるかと思いますので、採寸の際にスタイリストへお気軽にご相談くださいね。
GlobalStyle博多駅中央街店
友井