ネクタイが必要か否か・・【京都三条通り店】
皆さまこんにちは。京都三条通り店の松本直です。
表題にもありますが、ネクタイって何なんでしょうね。。
実際の所、ネクタイは「息苦しい」や「締めていると暑い」と仰る方が多いような気がします。
高温多湿の日本なら尚更ですね。
クールビズが始まるからこそ、この問題について考えていきたいところです。
という事で、今回はネクタイを締める意義について考えてみました。
歴史的な観点から言うとネクタイはクラバットという首飾りが原点であると言われております。
この時から「首飾り」つまりは装飾としての役割の物なわけですから
やはりネクタイ自体には重要な意味はないといえるでしょう。(´・_・`)
ただ時代を歩む中でクラバットと呼ばれていたものはネクタイへと変化し
スーツを纏う際には、なくてはならないモノとなりました。
これが重要で(; ・`д・´)
つまり伝統的な考えの中では、タイドアップしてこそ正式なスーツの着こなしなわけです。
↑ここ覚えといてくださいね(´・_・`)
そして「スーツは誰の為に着るものなのか」
ここも大事になってきます。
スーツを纏うシーンといえば
ビジネスシーンであったり、パーティーであったり、結婚式であったり
様々ですが
何れも、その場の格式や周囲の人の為に着ているんですね。
結婚式なら、結婚する当事者への祝福の気持ちを現すため
弔事なら、故人への敬意を現すため
ビジネスなら、仕事の場であるという格式を持たせるため
つまり、現代でスーツを着るという事は自分以外の何かの為である事が殆どなわけです。
ここまでお話を進めれば、皆様もお察しかと思いますが
人の為に着るスーツであるのに、楽さや手軽さを求めて正しい着こなしを崩すのは本末転倒だと思いませんか。
勿論、対峙する方との関係性にもよると思います。
親しい間柄であれば、その人のキャラクターを理解し合っているわけで
着崩すというのもアリでしょう。
ただ結婚式のように、他人の目線が入る場合は主賓の方の為にも
場の調和を崩さないためにも、正しく衣服を着る必要が出てくるわけですね。
総括すると、誰か(何か)の為にスーツを纏うのであれば、たとえ着苦しかろうが
手間であろうが、失礼なく着ることが相手の為になのである。という事です。
極論、その気持ちが無くても問題ないというのであれば
結婚式にジャージで出席することも、仕事場にパジャマで出勤することも許されるはずですもんね。
そこにネクタイを締める本当の意味があるのではないでしょうか?
とまあ、色々話しましたが
やっぱりスーツにはネクタイがあった方がカッコイイと思います。( ゚Д゚)
キチっとしますし・・
何か良く無いですか?
意外とそんな単純な理由でよいのかもしれません・・・(;´・ω・)なんじゃそりゃ
京都三条通り店 松本直