ヤドル【名古屋ユニモール店】
こんにちは!
スタッフ田中の宿るシリーズ第10弾。
スーツは知れば知るほど奥が深いといいますか
テーラーの愛が深い事がわかります。
優しさシリーズやカインドネスシリーズでもいくつか
ご紹介させていただいてきたのですが
まだまだございまして、今回は「袖ボタン」について
ご紹介させていただきたく存じ上げます。
伊達男のこだわりとしてジャケットの袖における
「本切羽」はよく耳にすることはあると思うのですが
「袖ボタン」の付け方にも様々な種類があるのをご存知でしょうか。
標準は、こういったある程度の間隔が釦と釦の間にはあるのです。
一方で、重ねるような仕様もあり、イタリアのサルトリアに代表される釦のつけ方です。
高い仕立て技術を要するディテールとされています。
こちらは違いが標準のものとわかりにくいのですが
「キッス」と言われる仕様で、釦と釦が絶妙な距離感で付いているのです。
職人曰く、実は「キッス」が一番難しいとかなんとか。
袖ボタンに関しては決まりがほとんどなく
大いにお客様のお好みであると思われます。
お仕立ての際には、こういった部分もこだわってみてはいかがでしょうか。
名古屋ユニモール店 田中