【実に理にかなっています】アングロ・イタリアン【神田中央通り店】
アングロイタリアン??
アングロサクソンの間違いじゃないの?
と思われるかもしれませんが、これで合ってます。
アングロ・イタリアン
実はこれ、ロンドンの紳士服店の名前でもあり、
昨今のメンズファッションのトレンドでもあります。
簡単に言うと、
「イギリステイストの服をイタリア風に柔らかくつくる。」
という感じでしょうか。
例えば、イギリス風のがっちりとした、グレーのチョークストライプの生地をダブルで、
イタリアの柔らかな仕立てで作ると…
隣りの人がコートを着ている状況でコートを着ていなかったり、
手に持っているのがあんまり防寒性のないバブアーなので、
ガッシリとした厚手フランネル生地のスーツだと予想できるのですが、
全然かっちりしていません。
このいい意味でのリラックス感がまさにアングロ・イタリアンです。
引用元:https://medium.com/@mrquickowl/kingsman-an-ode-to-disgust-8f994de36421
↑ がロンドンを舞台にした映画のスーツですが、
肩パッドがしっかりと入っていて端正な見た目の、まさにイギリスのスーツです。
違いは一目瞭然ですよね。
イタリア風、特に南部のナポリ風の仕立ては
スーツの副資材(肩パッドや胸回りの芯材等)を極力省いているため、
やや丸みを帯びたシルエットになるという特徴があります。
(ステレオタイプな見方ですが、この記事ではそのようにさせてください…)
そうやってできたスーツは非常に軽く、動きやすいのが特徴です。
一方で、イギリスのがっちりとした仕立てのようには長持ちしないと言われます。
しかし!
イギリス産のがっちりとした生地を
柔らかいイタリアの仕立てで作ると!?
引用元:https://www.pinterest.ca/pin/494129390355625002/?nic_v1=1aUDs%2BVaiV2F3iW2HSE%2F%2BFASzfmjKApDeNrYAC21tUV%2FTxpwt%2FONToKCCeK1jKLNkR
イギリス生地の高い耐久性とガッシリとした風合いを持ち、
かつ、どこかリラックス感のある動きやすいスーツが生まれます!!
グローバルスタイルでも取り扱いのある、
ガッシリとした生地を作るので有名な
FOX BROTHERS というブランドがあります。
その社長、ダグラスさんもまさに、
自社のすごくガッシリとしていそうな生地で、
イタリア風の丸みを帯びた仕立てでスーツを作っています!!
みなさんも、
分厚ーい
こんな生地や、
こんな生地で、
スーツやジャケットを柔らかい仕立てで作ってみてはいかがでしょうか。
みなさまのご来店をお待ちしております!!
神田中央通り店 小松