皆様こんにちは。京都三条通り店の松本です。
ラウンドカラーのシャツに惹かれております。
何なんでしょう。何かいいですね。。
女性に比べ平面的な男性の体型に、曲線が加わると非常に素敵なんですよね。
ラウンドカラーのシャツは普段あまり目にすることがないと思います。
街中で見かけるのはタブカラーやピンホールと同じくらいレアかもしれません。
このラウンドカラー、どういった経緯で誕生したかご存じですか?
服装には細部まで歴史があります。
昔はシャツの襟やカフス部分は今とは比べ物にならないくらい糊でガチガチに固められていたんですね。
それはもう布とは思えないほどにガッチガチでした。
というのも、昔はクリーニングの技術が発達しておらず
糊で襟をコーティングして、汚れが付かないようにしていたのです。
そんなバッリバリのガッチガチの襟をしたシャツを着ていると
大変窮屈ですし、襟先は尖っているので非常に痛かったとか。。。
そこで、襟の先を丸く切り落として襟先の当たりを無くしたようなんですね。
当初は今のように丸い襟というよりは、襟先だけ丸く処理されていたようですが
時代の流れで、デザインとして全体が丸くなっていったようです。
これがラウンドカラーの始まりと言われております。
一説ではですが・・・
因みに、襟の先端だけ丸くカットした襟型は
その形から、ラビットイヤーなどと言われたりしたそうですよ🐇
まあ、総括すると襟も人間もガチガチに尖るより
まるーく、ソフトにいきましょうということですね!!
(; ・`д・´)?
では本日はこの辺りで。
GINZAGlobalStyle京都三条通り店 松本直