駱駝毛【京都三条通り店】
皆様こんにちは。京都三条通り店の松本です。
各店のブログを読んでおりますと
なんばスカイオ店のラクダ顔をしたスタッフが、キャメル100%の生地について
ブログを上げていましたので、今回はキャメル生地について解説していきます( *´艸`)
まずは生地の画像から↓
色もまさにキャメルですねぇ🐪
BABY CAMEL が一瞬 BABY METAL に見えました(; ・`д・´)
柔らかく滑らかでフワフワしてます。
ラクダの毛を使用した生地というと、あまり馴染みがないかもしれませんが
世界的には非常に高級な生地として扱われており、メジャーな生地なんですよ
高級な生地として扱われるのは理由があって
そもそもウールの1000分の1ほどしか採集されておらず
母数が少ないんですね。
羊のように集団で育てることもなく
それ故、価値が上がるわけです。
ラクダというと、砂漠等の温暖な気候にいるイメージがあるため
ラクダの生地で寒さを凌ぐことが果たしてできるのか・・と疑問に思われますが
よくよく考えると砂漠の夜は非常に寒いんです
ましてや、冬の時期なんてある意味極寒です
砂漠地帯での気温は1年を通して70℃前後は気温が変わるといわれており
ラクダ毛は防寒面に関して何ら問題ありません。(‘◇’)ゞ
むしろ、ウールに比べて放湿性が優れており
生地の40%が湿っても濡れた感じがしないそうですよ!( ゚Д゚)おぉ
砂漠地帯ではラクダも汗をかくでしょうし、放湿性に優れるのも必然ですね。
とまぁ、ラクダの生地の特徴はある程度お分かりいただけたと思います。
ここまで読んでいただいてお気づきになった方もいらっしゃるでしょうが
獣毛を使用した生地の特徴は、その動物がどのような環境で暮らしているかによって
大きく差が出るんですね。
人類はこれまで様々な動物の毛を利用して生地を織ってきました
羊を筆頭に、山羊、アルパカ、ラクダ、ウサギ etc…
人毛だって採集してるくらいですからね(ウィッグ等々)
改めて生地の原料について考えてみると、面白い発見があると思いますよ!
因みに、ラクダってのどが渇くと80リットルくらい水を飲むらしいです(;´Д`)えぐいてぇー
京都三条通り店 松本直