悩みがちなジャケパンのコーディネートに小さなアドバイス【銀座新本店】
みなさま、こんにちは。
随分冷え込んできましたね。
ジャケットもコートも、そろそろ少し分厚いものを出そうかな。といったところでしょうか。
いわゆる”これくらいが丁度いい”季節って本当に一瞬で去ってしまいます。
今回は、四季を楽しむべく…!
少し起毛だったフランネルの生地を使い、ジャケパンのスタイルをお勧めしていきます。
一般に良しとされている要素と、
少しの私の好みを加えながら
なんだか冬を楽しんでみましょう。
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まずは、
グレー地にブラウンの柄が均等に織り込まれたこちらの生地でジャケットを作ってみます。
カノニコ-CANONICOというイタリアのブランドです。
国内のセレクトショップさんでも多く取り扱いがあり、
艶あり。伸縮あり。デザイン性あり。
まず間違いないブランドです。
スーツ生地ではなく、ジャケット生地の良い点は、
少し起毛だっていてしっかりと素材感が楽しめるところにあります。
例えば。
ブラウン地に明るい格子が入っているこちらのカノニコのジャケット生地。
パンツには”ハリコシ“のしっかりした、
イギリスのジョンフォスター:JOHN FOSTERから折柄しっかちめなスーツ地です。
ジャケパンは、何色もお色を合わせるとなかなかセンスが問われてしまうところ。
一般に、3色以内にまとめるのが定番スタイルなのですが
スーツの場合は上下で同じ柄、色味が加わる為2色以内がオススメです。
お写真のように、
素材感を変えてあげると統一感を保ちつつ洒落感もありますね。
こちらも、同じグレーの生地同士で素材感のみを変えてみました。
やはり私は、2枚共通して
黒のベルトやシューズを合わせて小物で締めるスタイルに惹かれます。
どうしてもキレイ目ですましていきたい。
ネクタイは、やはり今年の流行であるパステルカラーを加えて
差し色でお顔明るく魅せていきましょう。
そんな私の本日のスーツは、真っ黒のテカテカ上下に、
差し色はゴールド。
シューズはブラウンにして全体が暗くなりすぎないようにしてみました。
無地のスーツはどうしても、
リクルート感が出てしまいがちですが
この様に遊び心を少しずつ加えて、艶が大胆に入ったものを選ぶと高級感が出てきます。
私もいつか、ジャケパンで登場してみますね。
GINZA Global Style 銀座新本店 阿部