「かっこいいスーツ」とは何ぞや?【横浜西口店】
みなさまこんにちは!
横浜西口店の多田です。
突然ですが、みなさまは街中を歩いていて
「あの人のスーツ、かっこいいな~」と
感じたことはありますか?
私は職業柄、電車の中や駅前で
ビジネスパーソンの方々をよく見てしまうのですが、
びしっとスーツが決まっている方には
ある共通点があるようです。
それは、「スタイルが統一されている」ということ。
スーツやネクタイの色柄、素材がマッチしていたり
小物類もテイストが統一されていると
とっても素敵に見えるんです。
とはいえ、スーツのルールはたくさんあって
ちょっと難しそうです。
そこで今回は、コーディネートをぐっと格上げしてくれる
イギリス風
イタリア風
の2つのスタイルをご紹介します。
イギリススタイル
https://www.global-style.jp/model/modern-british/
まず、スーツといえば王道なのが
英国紳士風スタイル。
平たく言うと、
「重厚感のあるかっちりスタイル」です。
意識するポイントは、
・構築的なシルエット
・ハリコシのある生地
・落ち着いた色柄のスーツ・ネクタイ
上記の3つです。
近代以降、産業革命で大きな富を手に入れ
世界各国に影響力を持った大英帝国の男性は
そのファッションスタイルにも威厳がありました。
パッドがしっかり入り、かくっとした肩のラインに
芯材で立体的に補正された胸まわりのシルエット。
バストに対比して、ウエストはきゅっと細くなっているため、
逆三角形のシルエットが男性らしい強さを表現します。
この立体感を生み出すため、
スーツ生地はハリコシのあるものがおすすめ。
生地をぎゅっと握ったときに
弾力があってすぐ戻ろうとする生地は
立体的なスーツをつくるのにうってつけです。
さらに、スーツやネクタイの色柄は
少しスモーキーな落ち着いたものが
風格を増してくれます。
個性を主張するというよりは、
信頼感や知性を醸し出したい方に
向いているスタイルです。
イタリアスタイル
https://www.global-style.jp/model/modern-classic/
一方、イタリアンスタイルはリラックスした雰囲気が魅力的です。
肩に力の入らない「軽やかで華やか」なデザインが取り入れられています。
意識するポイントは、
・体に沿った自然ななシルエット
・柔らかく発色の良い生地
・鮮やかな色のスーツ・ネクタイ
上記の3つです。
絵画や建築など芸術的な土壌が豊かなイタリアですが、
それを支えているのは職人の腕です。
衣服についても例外ではなく、
イギリスの貴族がバカンスでイタリアを訪れ
職人たちに服を作らせたのが
イタリアンスタイルの起源です。
(※諸説ありますが)
地中海気候に合わせて芯材は少なくなり、
肩もパッドが薄くナチュラルなラインに。
ウエストも細くなっていますが、
イギリスのようにきゅっと絞られているのではなく
なだらかなカーブを描いています。
イタリアのスーツを
「色気がある」と紹介することが多いのは
この肩ひじ張らないやわらかな雰囲気が
特徴だからでしょう。
着心地のよいイタリアンスタイルのスーツは、
柔らかく、発色のよいものがおすすめ。
とろん、とした触り心地の生地は
さらっと羽織れる洒落感たっぷりのスタイルと
相性がいいのです。
スーツに合わせてネクタイも
鮮やかなものを組み合わせたいところです。
お仕事用でしたら、柄を抑えて
品を損なわないよう引き算すると着やすいですよ。
親しみやすい雰囲気を出したい方や
仕事中でもお洒落を楽しみたい方に
人気のスタイルです。
まとめ
今回は、スーツの着こなしをより洗練させるために
2つのベーシックなスタイルについてご紹介しました。
伝統的な重厚感のあるイギリス風
遊びがあって華やかなイタリア風
どちらでおつくりいたしましょうか?
店頭でご相談お待ちしております。
GINZA GLOBAL STYLE横浜西口店
多田
※ご来店の際は
アルコール消毒と検温のご協力を
お願いいたします。