エジプト綿めちゃくちゃ柔らかいです【札幌パルコ店】
コンニチハ
ついに凍った路面でこけました津田です。
いつかこけるんやろな、とは思っていたのですが
いざこけると本当に体が痛いですね、、、
左の骨盤あたりを強く打ったのですが、青くなっていて見た目も痛々しいです。
さて本日は、シャツ生地についてご案内させていただきます。
なかでも今回ご紹介したいのは、、
!!エジプト綿!!
エジプト綿は、世界三大綿の一つで超長綿として知られています。
超長綿とは、綿花1単位から紡げる繊維の長さが非常に長く細い糸のことを指します。
通常、コットン100%のシャツの番手は60番手~100番手のものが使われています。
(番手とは、糸の細さを表す単位であり、数が大きくなるほど細い糸ということを表しています。)
しかしエジプト綿の場合、100番手~120番手の糸が使われています。
番手の数が大きくなればなるほど細く柔らかくなり、油脂が乗りやすくなるため色艶が美しくなります。
また、織り目も細かくなることで生地になった時の肌触りもしなやかになります。
ここまでは使用している糸の細さが生み出す、エジプト綿の良さについてお話させていただきましたが
ここからは一本の糸として使われる糸の本数についてご説明します。
なんのことやら🤔という感じかと思いますが、、
シャツ生地に使う糸の種類には2種類あり
一本の糸を使った単糸と二本の糸をより合わせた双糸があります。
撚り合わせることで糸は丈夫になるため、番手の大きい細い糸は双糸として使われ
撚り合わせる前の柔らかく光沢が出やすいという良いところと
撚り合わせることで丈夫になるという良いところを足し算することで、より上質なシャツ生地になります。
エジプト綿の多くは、たて糸よこ糸ともに番手の大きい双糸で織られているものが多いので
肌触り、光沢感、丈夫さ、どれをとっても最高品質といえます。
実際にみて確認いただきます。
1枚目の写真が、コットン100%で、たて糸100番手の双糸横糸100番手の双糸
2枚目の写真が、コットン100%で、たて糸120番手の双糸横糸120番手の双糸←エジプト綿
差は歴然。
2枚目の方が、生地の目が細かく光沢が美しいのがお分かりいただけたかと思います。
しかし、1枚目の方が質が悪いということでは決してありません。
実際、普段使いには光沢よりも丈夫さ肌触りと重視するので1枚目の方がおすすめです。
(2枚目よりかは少し糸が太くなるため、肌触りの良さを残しつつ丈夫になります。)
お使いいただくシーンによっても、お手持ちのシャツ数によっても
お客様一人ひとりに合うベストな生地感は違ってきます。
糸の紡がれ方や撚り方によって、シャツになった時どのように見え方や着心地が変わるのか
今回は、より柔らかく上品な光沢のある生地に注目して比較してみました。
店頭ではお客様に対し何が一番お勧めなのかお伺いしご提案させていただきます。
それでは皆様のご来店をお待ちしております。
札幌パルコ店 津田