ボタンの話 【札幌パルコ店】
こんにちは
時計においてよりスポーティな印象を求めるのであればクロノグラフがお勧めです。
時計にストップウォッチ機能がついているものをそう呼びますが、複数のバリエーションが存在しモデルによっては
文字盤に記された表を使って時速・距離・脈拍数までカウントできる優れ物。
デザインも複雑な文字盤とプッシャーと呼ばれるストップウォッチ機能を操作するボタンが特徴的です。
さて今日はボタンのお話。それも袖釦。
このボタンの存在意義をご存知の方は中々な服飾マニアかと存じます。
諸説ありますが起源はあのナポレオンがロシア遠征の際、寒さに凍えた兵士が鼻水を袖で拭かないよう付けたのが始まりだとか…
これは割と有名な話です。
ボタンの数は多ければ多いほどフォーマルと言われていますが、現在のシーンでは3つか、4つがベター。
数にも大きな意味の違いはないと思っていただいて問題ございません。
それから、ディティール決めで伺う「袖釦重ねますか?重ねませんか?」という質問。
袖釦は起源から考えても装飾品の意味が強い為、見た目で選んで頂いて全く問題ないのですが
強いて言うなら重ねないほうが英国式、重ねるのがイタリア式でしょうか
そもそも重ねボタン(キッシングボタン)は伊ナポリのヴィンチェンゾ・アットリーニ(息子のチェザレだったかも…)が自身の仕立て技術をアピールするために考案したと言われています。
それから「本切羽」と呼ばれる実際に袖の釦が開く仕様
この発祥説、1つは外科医が診察時の袖をまくるために考案されたという説。
これが元で手を洗う際や暑くてもジャケットが脱げない(シャツは下着でしたので)時に腕をまくって着用していたとか…
現在ではただだらしなく見られてしまうので袖まくりはやめましょう。
2つ目の説は、その昔は袖が細かったために着用時に袖を通しやすいようボタンが開くようになったという説です。
今ではお洒落な仕様としての認知が高い本切羽。イタリア人は腕時計をする腕の釦だけ開けたり、袖先だけ折り返したりと自由にお洒落に着こなしていますが
これを英国の仕立て職人が見ると「トイレの後、閉め忘れたんだろ。」とバッサリ。
お好きなスタイルがある方はこういう細かいところまで拘ってみては如何でしょうか?
勿論、デザインなのでお好きな様に仕立てて頂くのが一番カッコよく仕上がります
ご来店心よりお待ち申し上げております。
GINZA Global Style COMFORT 札幌パルコ店 齊藤
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【駐車場のご案内について】
【駐車場情報①】
■名称: パルコ・パーキング (88台駐車可能)
■住所: 北海道札幌市中央区南1条西3-3
■車両制限:(普通乗用車)高さ1.55m、幅1.83m
(ハイルーフ車用)高さ1.98m、幅1.85m
■サービス券: 2,000円以上お買い上げで、2時間分サービス券をお渡しいたします。
詳細については、下記リンク先をご参照ください。
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【駐車場情報②】
■名称: カモンチケット加盟駐車場 (大通エリアで約4,000台駐車可能)
■住所: 加盟駐車場が複数ございますので、詳細は下部ウェブサイトからご確認くださいませ。
■サービス券: 2,000円以上お買い上げで、1時間分サービス券をお渡しいたします。
詳細については、下記リンク先をご参照ください。
『カモンチケット加盟駐車場』 詳細ページへ
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