皆さまこんにちは。

志賀です。今回は衿のラペルホールについてお話ししようかと思います。

 

 

こちらの機能として現代だとラペルピンを挿すくらいかと思われます。

こちらは機能というよりも昔のDNAを引き継いでるという認識で問題はないと思います。

 

昔の人たちは道に咲いている花をむしり

その花をこのラペルホールに挿していたといわれており、

勿論、華麗に見えることも理由の一つではございますが、

時計がない時代に胸に挿した花の枯れ具合で時間を判別していたと言われております。

 

 

 

弊社には取り扱いが御座いませんが、

他のテーラー様の中にはラペル裏に花の茎を固定する支えもお付けしている縫製を採用している様です。

是非、ラペル裏にも注目してみるといいかもしれないですね！

 

この様に一つ一つ意味があるんだと思うと面白いですよね！

スーツ自体、昔は高価な物なので、花の水分で汚れや臭い、型崩れ防止にラペル裏の生地を取り換え可能な仕様もあったのでしょうか…。

妄想が膨らみますね！

 

志賀

 

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