ディティールで印象をコントロール【博多駅中央街店】
こんにちは博多駅中央街店の堀田です。
本日は先日の延長になりますがディティールによる印象の違いをご紹介致します。
ディティールでそこまで見た目の印象が変わるのかと疑問を感じる方もいらっしゃると思いますが、分かりやすいを例をご紹介致します。
次のお写真をご覧ください。
柄こそは違いますが脇のポケットの角度に大きな違いがあります。見た目だけで言うとグレージュの方が細く見えるのが分かるかと思います。と言われると大多数の方が斜めポケットの型を選ばれるんです。
そうすると水平のメリットってなんなんでしょう。強いて言うとベーシック。着飾る必要のないシーン、かっちりとした規定がある会社には水平のポケットをお選び頂くとハズレはないと思います。
お次は衿のディテール。。
衿の形(ピークドラペル)こそはインパクトありますが上の二つを比べるとそれぞれの印象は皆様にはどのように感じるでしょうか。
茶色の方が衿の主張がおとなしい印象ですね。かつすっきりスポーティな印象。特徴は衿巾が狭いのとよく見るとAMFステッチが入っていない。ノーステッチによる奥行がないことで見頃との一体感が生まれ、スッキリとした印象になります。
逆にグレーはAMFステッチがしっかり入っている為、衿全体が全面で押し出され存在感が生まれます。悪く言ってしまうと威圧的ですね。付け加えると会社の立場上衿ピークは選びにくい方もいらっしゃると思いますのであまりお勧めはしません。重役の立場や式のメインの立場である方向けのディテールとなります。
最後に後ろの切れ込み、、ベンツと言われるディテール。
サイドとセンターの二つがございますが左がセンター、右がサイドですね。
見てわかるようにサイドの方がゆとりがあるので普段動きが多いお仕事される方やお尻が大きい人に相性がいいです。見た目もひらりと動きのある様子がエレガントな印象も与えやすいので式典用のスーツなど着飾る場面で馴染みやすいです。
センターの場合はスポーティな印象が強いのですっきりさせたい方向けですね。ただ、サイズを攻めすぎるとベンツが割れてしまいがちなので注意です。またリクルート用や礼服などのかしこまったシーンでは主張の少ないセンターが一般的ではあります。
先日に続きディテールの紹介を致しましたが数ある中の一部で御座います。気になる事などあればお気軽に店頭スタッフまでお聞きくださいませ。
グローバルスタイル博多中央街店
堀田