どうしてスペアパンツが必要なのでしょうか【京都四条店】
皆様こんにちは!!本日は四条店より岩田です!!
高校生の頃から聴き続けているB’zのライブが数日後に迫っており、わくわくが止まりません!!
ただ近年のコロナの影響でスタジオキャパもかなり減っていたのでチケット獲得には困難を要し、
おかげで第6希望の愛知会場までのプチ遠征になってしまいました。。
さて本題です。
皆様はスーツを仕立てる際、パンツを何本同時に仕立てていますでしょうか??
私共スタイリストからの目線としては、「パンツ2本以上」がオススメでございます。
特にビジネス用でお仕立て頂く際は、マストと言ってもいいくらいです。
なぜ同じ生地で2本以上も必要なのか??
ベストとは違い、増えても着こなしのバリエーションが増えるわけではないので、
そう感じる方も多いかと思います。
しかしこのパンツ2本以上という選択が、長い目で見るとじわじわと効いてきます。
そもそも、ウールなどのデリケートな素材が使われる衣服は、
汗をかきやすい脇や股の部分がどうしてもウィークポイントになってしまいます。
この二か所は汗などの湿気が蓄積されやすく、湿気が乾ききらないまま次回の着用を迎えてしまうと、
内側から徐々に裏地を通って表地まで届き硬くなります。
特にパンツはジャケットに比べ、歩く座るなど布の動きが大変多いため、
その状態での着用していくと表地がこすれて徐々に生地が薄くなってしまい、最悪破れてしまいます。
そうなると、このような修理で塞ぐ他ありません
色柄によってはそこまで目立たなかったりもするのですが、
一度破れたところはもともとの状態よりは破れやすくなるため、破れないに越したことは無いです。
さぁここで効いてくるのが、スペアパンツ利用です!!
つらつらと破れる過程をご説明しましたが、
湿気が表地に届く前に乾かし切る。
そのためにスペアパンツでローテーションを組み中2~3日休ませる。
これを徹底して頂ければ、スーツのパンツ1本だけを履き回すより断然寿命も延び、
ウール100%の生地ですとシワの戻る時間も作れるので、
綺麗な状態で長く愛用して頂けやすくなります!!
グローバルスタイルではスペアパンツをおすすめさせて頂いており、お得なフェアも開催中でございます!!!
スーツお仕立て時に初めからスペアパンツ併せてお仕立て頂くと、コンビ価格でのご案内になりますので大変お得になります!!
在庫の有無次第では後からお仕立てすることも出来なくなったりもありますので、
是非合わせてご利用ください。
2本のうち片方だけ太目に作ったりダブル裾にしたりなんかもアリかと思います!
きっちりしたサイズ感での着こなしも勿論なのですが、
1着の服を良い状態で長く着る術を怠らない事も紳士の嗜みでもありますので
是非スーツお仕立ての際は、スペアパンツも併せてご検討下さい!!!
GINZA グローバルスタイル京都四条店 岩田