暮らしを少々豊かにするブログ ~男女で釦の留め方が逆の理由~【グランフロント大阪店】
皆様こんばんは!どうも片山です!
暮らしを少々豊かにするブログもついに三回目です。
今回は私服でも気になる前立ての秘密についてご紹介しようと思います。
男性用のジャケットと女性用のジャケットの違いが何かご存知でしょうか。
答えは釦の留め方(前立て)が逆のことが多いです。
ジャケットに限らずシャツのボタンやコートのボタンも同じように
男女で違いがございますね。
ではなぜ男性用と女性用で違いがあるのか
色々な所説をご紹介していきます。
使用人が着せていた説
女性用の洋服のボタンは左前が定番となっております。
右利きが九割の人間社会では付けづらいと言われることが多いですが
実は対面では付けやすいんです。
その昔、女性用の洋服は使用人に着せてもらう文化でした。
使用人が着せやすいように左前になった説です。
逆に男性は自分で着用するのが多かった為
男女でボタンの位置が逆になったと言われています。
乗馬をする女性の為だった説
19世紀頃、女性は乗馬をする際、馬の左側に両足を揃えて垂らし
横向きに座るサイドサドルという取り方が多かったそうです。
アニメでよく見る2人乗りの乗り方です。
その際に女性の衣服が風ではだけないように逆にボタンをつけたとも言われています。
男性が剣を出しやすいように逆にした説
元々は全ての洋服が左前のボタンだったが
男性が戦の際に剣を出しやすいように逆にした説です。
このように今回は3つの説をご準備しました。
衣服のデザインと歴史には多くの関係性がございます。
ベントなどもそうですし裾の仕上げ方やサイズ感なども
歴史との深いかかわりがあります。
最近のファッションはボーダーレス化が顕著なので
いつの日かボタンの位置が統一される時が来るかもしれないですね。
Ginzaglobalstyleグランフロント大阪店 片山