暮らしを少々豊かにするブログ ~流行りの「ブレザー」の正体~【グランフロント大阪店】
皆さんこんばんは!どうも片山です!
昨日お休みを頂き買い物に行っていたのですが
サキソニーを使った紺ブレが店頭に並んでおりました。
まだ暑い季節ですがアパレルは秋冬に向けて動き出しております。
さて本日は昨日みた紺ブレが頭から離れないので
「ブレザー」についてのご案内をしたいと思います。
では簡単に始めていきましょう。
チノパンやデニム、時にはコレクションなど
モードからクラシックまで幅広いスタイリングが可能な「ブレザー」。
近年ではお仕事用やカジュアル用など様々なスタイリングがございます。
なぜこんなにも相性がいいのか
本日は歴史も踏まえてご説明していきます。
結論から申し上げますと
それはシングルとダブルで出自が違うからです。
ではシングルとダブルの出自をどうぞ。
ダブルブレザーの歴史
ダブルブレザーの生まれは軍服と言われております。
19世紀中盤、英国にて即位まもないヴィクトリア女王が海軍を訪問した際に
ジャケットのPコートだけじゃみっともないということで
1人の将校が全員のPコートに金ボタンをあしらったのが始まりと言われております。
それをみたヴィクトリア女王が感激しそこから広まった
そのヴィクトリア女王が乗船したのがブレザー号でした。
ここからPコートと同じシルエットに金ボタンをあしらったものが「ブレザー」と呼ばれました。
ではPコートの原型とは
Pコートの原型は18世紀まで遡ります。
海賊が1番盛り上がっていた時代
北欧の船乗りたちが荒い紡毛ウールを使った
丈が短い打ち合わせが両前のジャケットを着用していました。
その機能性に目をつけた海軍がPコートとして進化させたのが始まりです。
機能性
・短い丈の為動きやすい
・風の強い北欧の海でも風が入らないように両前の仕立て
海で使うジャケットだった為海の色と同じく保護色の紺が使われました。
そのままコートとして使われるものがPコート
ジャケットとして使われるのが「ブレザー」と言われるようになったそうです。
シングルブレザーの歴史
1877年
オックスフォード大学とケンブリッジ大学のボートレースにて
ケンブリッジ大学のユニフォームが始まりと言われています。
ダブルとシングルの違い
元々が軍服に源があるダブルブレザーはミリタリー由来ということでドレスへ
学生が着用した学生服に源があるシングルブレザーはスポーツ服ということでカジュアルへ
このことから両方の側面があるので「ブレザー」はどんな服装にも合わせやすいと言わます。
近年大人気の「ブレザー」
数々のアパレルショップでも実物が見られるので
是非一度羽織ってみてください。
Ginzaglobalstyleグランフロント大阪店 片山