春夏生地と秋冬生地の違いとは?【クラックス仙台】
皆様こんにちは。クラックス仙台店の淺沼です。
今から秋冬もののスーツを考えている方も多いですが、皆さんは生地によって春夏向けと秋冬向けがあるのをご存じでしたか?
今回はそんな春夏と秋冬向けの生地の違いについてご紹介していきます。
違いとしては、織り方と生地の重さです。
春夏の生地は平織という織り方で織られています。
平織とは、タテ糸とヨコ糸を交互に織り上げます。
このように交互に織り上げることで糸と糸の隙間が生まれます。
この生地の隙間が多いほど、スーツになったときの通気性が良くなります。
一方、秋冬ものや通年ものでは綾織という織り方で織られています。
綾織はタテ糸、ヨコ糸を2本ずつ抜かして交差させて織り上げます。
このようにすることで生地の織り密度が高くなるので秋冬まで使いやすいという特徴があります。
表面がナナメに見えるのが特徴です。
次は重さです。
重さは1mあたり240g前後が春夏、260~280gが通年用の重さになります。
秋冬ものであれば300g前後が目安と秋冬ものになるにつれて重くなります。
このように春夏と秋冬で織り方から異なるので今後のスーツ選びの参考になればと思います。
生地で春夏ものと秋冬もので変わるのですが、この後に裏地の付け方を変えていきます。
裏地を変えると通気性が変化します。
春夏ものであれば背抜きか半裏
背抜き
背抜きは肩甲骨下から裏地を抜く付け方です。
背中部分に裏地が付かないので通気性が出ます。
通年使うスーツでも春夏も使いやすくなるのでおすすめです。
半裏
こちらが半裏。
裏地がほとんど入っていないのが特徴です。
より春夏向きで軽くなります。
総裏
その名の通り背中全面に裏地が入っているものです。
保温性が高まるので肌寒い季節に着用するスーツと相性がいいです。
春夏、秋冬で変わる部分が多くあり、選ぶのが大変ですよね。
もちろんお選びいただく際には、スタッフが季節感に合わせた生地やデザインをご紹介していきますのでご安心ください。
オーダースーツに興味のある方はぜひご来店ください。
皆様のお越しをお待ちしております。
クラックス仙台店 淺沼
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