皆様、こんにちは。

だんだんと冬の気配が近づき、ジャケットを羽織る機会も増えてきたのではないでしょうか？

秋冬物のスーツをクローゼットから出してみたらカビ、シワだらけだった、なんてこともあると思います。

そうならないためにもスーツのお手入れについて今一度見直してみませんか？

 

・一日の終わりに

ご自宅につきスーツを脱いだら、すぐにハンガーへ掛けましょう。ハンガーは肩部分が厚くスーツの形にフィットするものをお選びください。

またポケットに入れたものは全て取り出してください。型崩れの原因になります。

次にブラッシングです。

スーツを一日着用するとほこりなどが繊維の間に入り込み、蓄積すると毛玉などの原因になります。

ブラッシングをするとほこりも取れ、スーツの毛流れも整うためテカリ防止にもなります。

ジャケットだけでなくスラックスにもブラッシングをしていただくとスーツの寿命を延ばすことができます。

ブラシは東急ハンズなどで購入できます。毛の柔らかい馬毛を使用したものがおすすめです。

ハンガーラックなどにかけるときは風通しの良い室内などで、他のお洋服と間隔をあけていただき保管してください。

また連続着用はスーツの寿命を縮める原因になるので2～3日はスーツを休ませてあげてください。

 

・汚れてしまったとき

スーツの臭いや軽い汗汚れ、すぐにクリーニングに出していませんか？

クリーニングに出せばもちろんスーツはきれいになりますが、出しすぎてしまうと生地が傷みスーツの寿命が縮みます。

クリーニングに出すのはシーズンで1～2回程度まで。あるいは不慮の汚れなどのタイミングのみに絞った方が生地を傷め過ぎずスーツが長持ちします。

ご自宅でスーツの臭いやシワを改善するには蒸気や湯気など水分を利用して下さい。

例えば衣類スチーマーを使ってスチームを当てる方法。元来はシワを伸ばすためのスチーマーですが、蒸気によって臭いを除去するという副次的な効果もあります。もちろんスチームアイロンの蒸気でも同じような効果が期待できます。

入浴後の浴室に残った湯気を利用する方法もあります。浴室に30分程スーツをかけるとシワが伸びているのでそのあとしっかりと乾燥させてください。

 

・季節の変わり目に

衣替えのシーズン、スーツをクリーニングしてから保管される方が多いかと思います。

クリーニングから戻ってきたスーツはビニールを被せてあることがほとんどだと思いますが、そのまま長期保管はNGです。

特にウール100％の生地は吸湿性が高く、密閉されたビニールの中で保管してしまうとカビなどの原因となります。

不織布で作られたガーメントバックなどに移して保管してください。

 

GINZAグローバルスタイルでは、弊社にてお作りいただいたスーツ・コートをクリーニング＆保管、ご希望の方はお修理やサイズ調整などもできる「GSクローゼット」をサービス開始いたしております。

お預かりした商品は最大 6 か月お預かり後、 ご希望のタイミングでご自宅にお届け。

シーズンオフのスーツやコートを「GSクローゼット」にお預けいただければ、ご自宅のクローゼットのスペースを圧縮でき、衣替えに大変便利です。ぜひご活用くださいませ。

 

GINZAグローバルスタイルコンフォート静岡呉服町店

野村