柄で体を細く見せる方法

 

トレーニングをされている方や、少しぽっちゃり体型の方にお勧めの柄を紹介します。

 

体型はスーツのサイズ感や色柄、デザインで様々な見え方に変える事が出来ます。

 

今回はガッチリ目の体型を細く見せるにフォーカスします。

 

柄

ストライプが身体を細く見せる事はご存じの方も多いかと思いますが、

 

ただストライプを入れれば良いわけではありません。

 

ではどんなストライプが良いのか？に触れていこうと思います。

 

まずは一枚目

 

グレイのストライプになるのですが、

 

はっきりとしたストライプではない為、

 

距離を取るとほとんど柄を視認できません。

 

続いて二枚目

 

一枚目よりは柄が分かりますが、彩度、明度共にしっかりとついている為、

 

離れると少し柄が視認しづらいですね。

 

最後に三枚目

 

 

明度の一番低い黒に、明度の一番高い白のストライプです。

この組み合わせは柄がくっきりと見えやすいので、

離れても柄が分かりやすくなります。

 

身体を細く見せるためには、ある程度はっきりとストライプが見える必要があるので、

二枚目、三枚目のような生地がおすすめです。

また、地の色と柄の色の彩度や明度の組み合わせも重要です。

簡単に説明すると、

 

地の色が明るければ、柄の色は暗く

 

地の色が暗ければ、柄の色は明るくすると良いでしょう。

 

明度はこれで簡単に説明できるですが、彩度は少し異なります。

 

地の色が強すぎる（再度が高い）ものに、薄い柄（再度が低い）を組み合わせると、

 

柄はほとんど消滅してしまいます。

 

その為、強すぎるものには、強すぎるものを入れる必要があります。

 

スーツのスタイル

 

細く見せるために全体をとにかく細くすることも出来るのですが、

 

あまりお勧めしません。

 

今回の目的は

 

細く仕立てるでは無くて、細く見せるです。

 

その為、細くする要所を抑える必要があります。

 

ジャケットのサイズ感

 

小さく仕立てすぎると、

 

日常生活で腕が前に出しにくかったり、靴紐を結ぶことすら大変になる場合があります。

 

肩と胸は少しゆとりを取るくらいが良いでしょう。

 

そうすることで、肩からウエストに向けて差寸ができ、

 

ウエストラインをより強調することができる為細く見せやすいです。

 

また、肩とバストにゆとりを取る事により、

 

ウエストを絞って仕立てても着心地にきつさを感じにくくなります。

 

トラウザーズのサイズ感

 

こちらもジャケットと同様ですべてを細く仕立てるのはおすすめしません。

 

ヒップから裾まで全て細く（スキニーライン）は足回りが細い方に向いているスタイルで、

 

ガッチリ体型の方がこのスタイルをやると、却って足の太さを強調する場合があります。

 

また、トラウザーズにスキニーラインの相性は悪く、トラウザーズ自体の寿命を縮める事に

 

も繋がります。

 

トラウザーズにおすすめのラインはテーパードラインです。

 

このラインの特徴はヒップと太もも付近は少しゆとりをもたせ、

 

裾に向けて細くなります。

 

このラインを取る事で、ヒップや股の裂けを防ぐだけではなく、

 

脚回りを細く見せる事が出来ます。

 

サイズ共通

 

以上の事からわかるように、

 

細く見せるためにはメリハリが大事という事になります。

 

出すとこ（緩くする）は出し、絞るとこ（細く）は絞る、

 

こうすることで、着やすさ、持久性（耐久性）を維持しつつ、

 

細く見せる事が出来ます。

 

最後に

 

今回はガッチリ体型を細く見せるがテーマでしたが、

 

ガッチリ体型と言っても一概のこんな体型とは言いきれず、様々な体型があると思います。

 

その為参考程度にして頂ければと思います。

 

自分にどんな色や柄が似合うのかな？と分からない方は、

 

自分をどう見せたいかをスタイリストにお伝え頂きますと、生地や採寸のご案内もより楽し

んで頂けるかと思います。

 

GINZA GLOBAL STYLE COMFORT 広島パルコ新館店

佐野

 

 

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