生地勉強『DORMEUIL -ドーメル-』【グランフロント大阪店】
どうも!清水です。
今回は『DORMEUIL -ドーメル- 』のスーツについて勉強していきたいと思います。
150年以上の歴史を持つドーメルは、英国高級生地を主力としています。
ファッションの最先端をゆくフランスならではのデザイン性と、
英国の伝統技術からなる品質の高さ、その両方を兼ね備えた生地が人気で、
現在では80ケ国以上にファンを持つ世界的なブランドとして名を馳せています。
150年以上の歴史を持つドーメルはフランス発の高級服地ブランドとして知られ、
シャネルやディオール、イヴサンローランなどにも服地を提供しています。
他にもパリコレに参加する大小さまざまなブランドで、ドーメルの生地が使用されています。
ドーメルの定番コレクション
① AMADEUS 365 -アマデウスサンロクゴ-
しっかりとした織と光沢のある、エレガントな風合いが特徴。
ヨコ糸を細くすることで軽量化をはかり、
1年を通して楽しめるアマデウスシリーズの<AMADEUS 365>です。
英国独特のクラシカルな雰囲気と、光沢感が特徴です。
② EXEL -エクセル-
エクセルは、ドーメルでは数少ない着心地の良さを備えたラグジュアリーな生地になります。
ヨコストレッチ性の約 2 倍のストレッチ性をもつSuper110’s原料を使用した糸で
織り上げた平織生地と、Super130’s 原料を使用した糸で織り上げた綾織生地の
2 種類から生み出されています。
通常の約2倍のストレッチ性を持ちながら、落ち着いた大人の色合いのグレーやネイビーは
もちろん、色鮮やかなカラーの生地まで豊富に揃っています。
③ TONIK WOOL -トニックウール-
ドーメルの定番、モヘア混のTONIKをウールのみで織り上げた新シリーズ。
南米パタゴニア地域で取れるパタゴニアウールを使用しており、
パタゴニアウール特有の縮れが多い特徴を活かし、
生地の仕上がりに膨らみを持たせ通気性を良くし、
糸も強撚糸を使うことで防皺性にも優れています。
モヘアで起こりやすい生地のピリツキや擦れに心配ないので
春夏シーンで大いに活躍する素材です。
④ SILK STREAM -シルクストリーム-
シルクですが光沢を出すという目的もありますが目付250g/mでありながら、
春夏シーズンでも快適に着れるように軽さを意識して混紡しています。
フェニッシングもドーメル独自方法で生地の柔らかさを出すためにふわりと仕上げています。
ストライプやチェック柄をはじめ、無地でも高級感漂うスーツに仕上がります。
シルクを混合することで清涼感を生み、ソフトでエレガントな生地が揃っています。
⑤ VINTAGE SPORTEX -ヴィンテージスポーテックス-
1922 年にドーメル社より発表された誇り高い歴史をもつ<SPORTEX>に、
耐久性を失うことなく現代的な軽さ(380g/12.5oz)を実現する改良を加えました。
重厚感が漂うこの服地は日本市場でのトレンドを意識したデザイン。
スタイリッシュさと暖かさを併せ持ち、英国らしい着こなしを演出。
スポーテックスシリーズは発売当初ゴルフジャケットの生地として人気がありました。
コート・スーツ・ジャケットと幅広く転用可能です。
それぞれ特性があり、見た目だけでなく機能性にも優れていることが分かりました!
スーツを軽く着たい!動いた時のストレスを少なく着たい!夏場を爽やかに乗り切りたい!
1年通して自分好みのデザインのスーツを着たい!冬場でも軽く着たい!
要望に沿ってデザイン性・機能性ともに満たせられるスーツに出会えますね!
今回はその中から
④ SILK STREAM -シルクストリーム-
をピックアップしました。下の写真です。
派手すぎないチェック柄と生地の艶感、シルクの入っているので手触りまでいいです!!
高級感がとても感じられますね☻
さて、今回は『DORMEUIL -ドーメル- 』について勉強していきました。
生地ごとにデザイン性+aがあり、どんどん惹かれていきます。
また新しい知識を得てブログに綴らせていただきたいと思います。☻
グランフロント大阪店 清水