靴の製法【セントシティ北九州店】
休みの日はいつもは妻と愛娘がいて一緒に遊んでいるのですが、先日たまたまひとりの時間ができて
久しぶりに愛用のブーツたちをしっかり磨くことが出来た森田でございます。こんにちは🙋♂️
僕は18歳に服が好きになり19歳から今までブーツを主に履いて生きてきました。
というか、私服の時はブーツしか履いてません。謎のこだわりの持ち主です。
そんな僕が愛用しているブーツ(磨き終わりの)をまずご紹介させていただきます。どうぞ。
GUIDIというイタリアのブランドのレースアップブーツでございます。しわが美しい…
GUIDI社オリジナルで王道のホースレザー。オイルドレザーで経年変化がより楽しめるものでございます。
GUIDIの靴を履いていただくと多分。いや確実に世界が変わります。是非。
完全に私事でありますので、紹介はこの辺で。
今回は、オーダーシューズのお話で、弊社でも取り扱いのある、
”マッケイ製法”と”グッドイヤーウェルト製法”についてお話していこうと思います。
まずひとつ目の、マッケイ製法。
アッパー(靴本体)とインソール・アウトソールを1度に縫い上げるシンプルな製法で、
特徴は、履き心地が柔らかく軽くてソールの返りがいい靴に仕上がります。
ソールの張り出しがグッドイヤーよりコンパクトで繊細な見た目になります。
お次はグッドイヤーウェルト製法。ちょっと難しいので写真から。
インソールに取り付けたテープ状のリブとアッパー・ライニング(靴本体)とウェルトをすくい縫いした後、
アウトソールとウェルトを出し縫いして、アッパー(靴本体)とソールを直接縫合せずに仕上げる製法。
ほかの製法に比べ履き始めが硬いのですが、半月ほどでしっかり解消され、それに加えて
インソールにコルクや綿などを敷き詰めているので、履いていくにつれて自分の足の裏の形に変形していき、
自分だけの靴へと生まれ変わっていきます。
アッパー(靴本体)とソールが直接縫合されておらず、アウトソールの取り外しが容易で、
綺麗にオールソール交換ができ、半永久的に愛用できるのでかなりおすすめでございます。
ふたつの製法でもかなり違いがあり、履き心地はもちろん寿命にも関係してくるので
靴をオーダーする際にぜひご参考にしていただけたら幸いです。
少し長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
セントシティ北九州店
森田