リネンの変化について 【ビックカメラ千葉駅前店】
こんにちは!
最高気温が20度を超える日が増えてまいりました。
春夏生地が好きな自分にとっては、丁度いい気温です。
春夏生地といえば、リネンが代表格として挙がりますが、
「シワが気になる…」といったお声を多くいただきます。
確かに、ウールと比べシワになりやすいですが、
リネンにしかない独特な風合いを楽しむことが出来ます。
そこで今回は、大変お見苦しいかと思いますが、
私が5年前に作ったリネンジャケットがどのように変化しているか紹介致します。
生地は「SPENCE BRYSON」のリネントロピカルです。
ハリコシが強く、しっかりとしたリネンで
重さも370g/mと他社のリネンと比べると約100g重い生地です。
リネンは色が抜けていくのが特徴です。
比べると思ったより色抜けしていて私自身もビックリしました。
袖先を見るとグリーンの中の青い色素が抜けて黄色っぽくなっているのが分かります。
正面からみると、こちらとなります。
画像の通り、二の腕・肘回りと大きなシワが入っています。
私の体系上スポーツをしていた関係で二の腕が太いため、このようなシワが出来やすいです。
生地が堅いためポケットも少し反り返ってきてます。
背面は、仕事上、採寸で背中が張りやすいため横ジワが多く見受けられます。
いかがでしたでしょうか。
見ていただくと、しっかりとシワが入っておりシワが気になる方には、
やはりオススメは出来ません。
ですが、自分だけのシワの入り方や色抜けを楽しめるのが
リネンの最大の魅力だと思っております。
是非、自分だけのリネンジャケットを仕立ててみてはいかがでしょうか。
ビックカメラ千葉駅前店
亀田