スーツの裏地の種類って??【東京ミッドタウン八重洲店】
こんにちは!
東京ミッドタウン八重洲店の吉野です。
いつも着ているスーツに当たり前についている裏地ですが、皆さんはスーツの裏地の役割はご存じでしょうか?
「スーツの裏地は暑くて邪魔」と感じる方も多いかもしれません。
ですが、スーツを着るうえで大切な役割を担っています!
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オールシーズン着れる【総裏】
基本的にスーツの裏地は総裏です。
スーツの内側全体に裏地がついており、生地を汚れから守ったり、腕を通しやすくする役割を果たします。
保温性が高いため、春や秋などの肌寒い日はもちろん、冬でも暖かく過ごせます。
後ろ姿が損なわれることなく、スーツのかっちりとしたフォームを支えるのも裏地の役割のひとつです。
夏場に使える【背抜き】【半裏】
背抜きとは、背中から裾にかけて裏地がついていないものです。
総裏に比べ、背中の裏地が半分しかついていません。そのため、通気性がよく夏に利用させることが多いスーツです。
さらに通気性がよく、涼しく着用できるものが半裏です。
背抜きよりもさらに裏地が少なく、スーツ自体も軽くなります。
背抜きも半裏も生地が薄いスーツであると、シャツが透けて見える恐れがあります。
そのため、披露宴などフォーマルな場面では、後ろ姿にも注意する必要があります!
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裏地の仕様でもスーツの着用シーンなどが変わってきます!!
裏地で個性を発揮するのもとてもかっこいいですが、用途によって仕様を変えてみるとより良いスーツが仕立てられるかもしれません☆
理想のスーツをぜひ一緒に作りましょう!!