オーダーシューズの製法の違いって?【東京ミッドタウン八重洲店】
こんにちは!!
東京ミッドタウン八重洲店の吉野です。
グローバルスタイルではスーツやシャツのほかにもシューズがオーダーで作れることはご存じでしょうか?
グローバルスタイルで作れるオーダーシューズの製法は2種類あります!
今回はその製法がどのように違うのか見ていきましょう!
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【マッケイ製法】
マッケイ製法の原型は、イタリア・マルケ地方の伝統的な靴の製法です。
ヨーロッパでは、機械の開発者の名前をとって「ブレイク製法」と呼ばれることもあります。
↓↓↓詳しい構造は↓↓↓
甲革と中底を直接、表底と縫い付けする製法です。
甲革を直接ソールと縫い付けることにより、反りが良く、軽量で、馴染むと足を包み込むような履き心地になることが特徴です。
ローファーやイタリア靴などに多く見られます。
↓↓↓メリット↓↓↓
履き心地が柔らかく、履き始めから歩きやすい!
コバが張り出さない為、繊細な見た目に仕上がる!
↓↓↓デメリット↓↓↓
インソールからアウトソールにかけて縫い目ができるので、雨水がしみこみやすい…
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【グッドイヤーウェルト製法】
グッドイヤーウェルト製法は革靴の代表的な製法のひとつです。
高級紳士靴ブランドがこぞって取り入れている製法で「高級紳士靴の代名詞」とも言われます。
↓↓↓詳しい構造は↓↓↓
中底と甲革、コバの3つを縫い付けしたあと、ウェルトに表底を縫い付けする製法です。
製靴部品も多く、作業工程も複雑なため、重量のあるがっちりとした靴になります。
その分丈夫で実用性も高く、ソール交換などのメンテナンスもしやすいことが特徴です。
アメリカやイギリスなどの紳士靴に多く見られます。
↓↓↓メリット↓↓↓
履くほどに足に馴染んでくるので、長時間履いていても疲れにくい!
雨水が入りにくい構造!
ソールを交換しやすい構造になっている為、傷んだら交換することができる!
↓↓↓デメリット↓↓↓
ソールの反りが固い為、履き始めは歩きにくく感じる…
複雑な構造の為、価格が高い…
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まだまだ奥が深い紳士靴の製法ですが、ざっと製法の仕方と、それぞれのメリット・デメリットを挙げてみました!
皆様はどちらの製法がより魅力的に見えたでしょうか?
そろそろ靴の替え時かな~とお考えの方はぜひグローバルスタイルでお気に入りのオーダーシューズを作りましょう☆