【今日のクイズ】偏屈者の独り言「白襟」【表参道】
先日給湯器が壊れて修理中の村山です。
蒸し暑い外から帰ってきた後水シャワーを浴びるとなんだかサウナのルゥティーンみたいで案外心地よいかと思い始めています。
【今日の1問】
Q.「忍び歩く人」という意味を持つ「スニーカー」は以前日本では別の名称で呼ばれていました。それは何でしょう。
↓↓↓↓答えは記事の一番下に↓↓↓↓
さて、以前タキシードのことについて触れたコラムを書かせて頂きました。
ここ数日お見掛けするのが「秋のブライダルシーズン」に向けてスーツやタキシードを検討されている方が増えてきているようです。
コロナの制限下が緩和された昨今はリゾートウェディングやカジュアルウェディングなど、今までの形式的なウェディングとは違い
夫婦らのの個性や好みを反映したり、思い出に残るような体験を来賓者に体験してもらうことに重点を置いていて
無論、そういった式なら来賓側も着ていく洋服をかしこまりすぎた礼服ではなく、思い思いのオシャレを楽しむなんてことも結構あるようです。
ただ私も含めた偏愛的なクラシック主義者はそういった場でも着崩さずに洋服を楽しみたいと考える人もいるんじゃないでしょうか。
黒の礼服のチョッキにとりつける「白襟」とか「Waistcoat Slip」と呼ばれる、和装で言う半衿がありますが
現代でつけている方はまぁお見かけすることはありません。
特別つけていないと無礼というわけでもなく、なくても特段困らないことから自然と消えていった文化なのかもしれませぬ。
慶事には取り付け、弔事の時は外すといったデタッチャブルな仕様ですので何事も備えがあるに越したことはないでしょう。
こういった物を一つ取り付けてみたりするだけでも個性や服飾についての造形が深まっていくなんてこともありそうですね。
一見判別しにくいでしょうが、チョッキとシャツの間に白の半襟がのぞいております。
これが一つあると黒服ののっぺ~りとした野暮ったさが抜けてレイヤードしているかのような雰囲気をだせますがどぉですかね・・・?
ちなみにグローバルスタイルでも白襟のオーダーは可能ですのでご興味がある方は是非村山までご相談くださいませ。。。
おひらき
GINZA Global Style COMFORT 表参道
村山
A.ズック
「ズック」から「スニーカー」になったのは1960年代後半。
VANの創業者でデザイナーの石津謙介氏が命名。
ズックの語源は粗い麻織物を意味するオランダ語”doek”に由来しており
アッパーが布(ズック)で作られ、ソールにはゴムを使用していたものをズックと呼んでいたそうですよ。