時代の流れに乗っていく?逆らっていく?【丸の内本店】
こんにちは。
MARUNOUCHIグローバルスタイル本店の林部です。
夏の甲子園、盛り上がってますね!
私の地元の高校は敗退が決まり、いささか寂しい気持ちです。
ふとテレビ中継を見ていると坊主頭ではなく、髪を伸ばしている学校・選手もチラホラ。
ネットや球場では賛否両論あるようですが、時代の移り変わりを考えさせられました。
私も30代に入りふと振り返ると、
固定観念でこれはこれ、あれはあれと決めつけてしまっている部分もあるなと・・・
元々ある文化・物をそのまま受け入れるのではなく、
まずは根底を知りそこから今の時代に沿った変化を付けるのが大事なのかもしれないですね。
オーダースーツショップで言えば元々は男性スタイリストのイメージでしたが、
グローバルスタイルでは年々女性スタイリストも増加、MARUNOUCHIグローバルスタイル本店でも2名が大活躍しております。
(スタイリスト鎌田・スタイリスト西脇)
実際にスーツスタイルもその対象です。
何十年前はスーツは肩パッドをしっかり入れて、革靴にブリーフケースを持ってが当たり前でした。
今ではスーツは肩パッドを抜いてスニーカーにリュックを背負ってるビジネスマンの方を毎日電車で見かけます。
20年、30年前の人に話したら信じてもらえなそうです、なんだか今の高校球児と通じるものがありますね。
グローバルスタイルでも数年前からセットアップスーツ「Y.E」と題して、
スニーカーやリュックと相性の良いスタイルを展開しております。
丸の内本店にも専用コーナーが御座います。
王道の肩パッドありのサンプルとセットアップスーツを並べてみました。
写真だとわかりずらいですね(笑)
肩のラインなどを比べて頂くと違いがあります。
写真と言葉では伝えきれなくてもどかしいです・・・
また肩パッドを抜いたアンコンスタイルも今では定番に。
セットアップスーツよりはビジネス色が強く、オンオフ兼用しやすいのが魅力となっております。
私自身入社してからずっとアンコンモデル愛用しております。
普段はスーツとして時にはジャケパンにもなる万能モデルです。
ただ体型によってセットアップスーツ・アンコンモデルの向き・不向きがあります。
肩パッドがない分、
体の癖・特徴が顕著に出るので一概に流行っているからといって選ぶのは要注意。
グローバルスタイルの店舗にてご試着可能ですので、
プロのスタイリストにご相談頂くのが賢明です。
ちなみに私はアンコンモデルを着こなす為に、日頃から僧帽筋(そうぼうきん)を鍛えることを意識しています。
(写真の赤丸部分)
パッド等がなく軽い為、見え方によっては平たんな印象になってしまうので、
首から背中にかけての僧帽筋を鍛えることによってジャケット上部の厚みに繋がる気がしています。
ただ鍛えすぎても合わなくなるので匙加減は難しく、
こちらは完全に私の独断と偏見の個人的な解釈です(笑)
体型にお悩みでアンコンモデルをご検討の方は、一緒に悩ませて頂きます!
ちなみに昨今人気のメンズライクスーツは大多数がメンズのアンコンモデルを採用しております。
スタイリスト西脇もそのスタイル。
是非女性のお客様もこの機会にお仕立てご検討頂ければ幸いです。
長くなりましたが、
古き良きものを大切にしながら、新しいものも取り入れていくことって大事かもしれないですね。
もしかしたら30年後は夏のスーツのスラックスはみんな短パンになっているかも・・・
ジャケットはノースリーブになってるかも・・・
そんな未来のスタイルを想像するだけでも、なんだか楽しく前向きな気持ちにさせてくれます。
MARUNOUCHIグローバルスタイルでは秋冬の新作から、限定のヴィンテージ生地も豊富にご用意ありますので、
この機会に皆様のご来店、スタイリスト一同心よりお待ちしております。
林部