スーツの袖釦について【横浜西口店】｜オーダースーツならGlobal Style（グローバルスタイル）

スーツの袖釦について【横浜西口店】

2023.09.15　GINZAグローバルスタイル・コンフォート横浜西口店

皆様、こんにちは！

先日、箱根の龍宮殿という温泉に行ってきました。昼間から友人と自然見ながら湯に浸かり、子供の話や思い出話等、充実した日でした^ ^

さて、今回はスーツの袖ボタンについてです^ ^

そんなところにまず着眼点を置くこと自体少ないかと思いますが、、

そもそも何故ついているのか、、

そんなお話です^ ^

所説ありますが、スーツに袖ボタンが付いたのは袖で鼻水を拭かない為に付いているらしいです。

ここにはなんと歴史上の人物ナポレオンが関係しています^ ^

1812年、ナポレオンがロシアに侵攻するため極寒の中を隊員とともに進んでいたところ、隊員たちは鼻水をジャケットの袖で拭いていたそうです。侵攻する際にはどの隊員の袖も鼻水でカピカピになってしまっていたそうです。

敵国を身なりから威圧することを重んじたナポレオンにとってそれは許し難い出来事。

鼻水を拭かせないように、袖に金属のボタンをつけたことが、袖ボタンのはじまりといわれています。

現代では、袖ボタンに機能的な意味合いはないですが、理由を知ると面白いですよね。

そして釦の数ですが、

ビジネススーツには基本は3個か4個が一般的に多く付いています。

礼服には3個が多くついています。

それも冠婚葬祭の葬に4という数字は死を連想させる為か、日本らしいですね。

また、釦の数は出身地を表すとも言われており、

英国のイングランドでは4個、スコットランドでは3個など、、

日本にはそういった風習はないので、

好みで選ぶのが1番です^ ^

また、釦を写真の様に重ねる仕様もあります。別名、重ね釦、キッス釦と呼ばれています。

何故重ねているかというと、

イタリアの職人が高い仕立て技術を要しているのをアピールするためのディテールとして重ねたからと言われています。

すっきりとしたのが好きな方は3個でも有りなので、

ここも結局は“好み“だと思います^ ^笑

スーツには袖釦以外にも

多くのデザインがあります。

それぞれのデザインには歴史や意図があってその様になっていることが多いです。

普段から仕事で着るスーツに、こだわりを持つことにより、

スーツを着ることが楽しくなれると思います^ ^

是非、オーダーで作ってみてはいかがでしょうか。

GINZA Global Style Comfort 横浜西口店

勝村

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