Berwick紹介~コインローファー編~【なんばパークス】
皆さんこんばんは!どうも片山です!
前回のBerwick紹介~Uチップ編~
Berwick紹介~プレーントゥ編~に引き続き
今回はコインローファーについてご紹介したいと思います!
今回ご紹介するコインローファーを語る前に
まずはローファーの起源についてご紹介したいと思います。
まずローファーはビジネスシューズや登山靴ではなく室内靴として英国王室などで使用されてきました。
それを1930年代にアメリカの「G.H.Bass」が世界最初のコインローファーを作成し販売
1950年代にはアメリカの学生たちの間に急速に浸透
日本でもアイビールックの重要アイテムとして人気を博しました。
コインローファーの名前の由来としては諸説ありますが
サドル部分の切れ込みにコインを挟んでいたことが起源と言われております。
1930年代には2セントで電話がかけられたため
緊急時用に忍ばせていたことを最初の由来と聞いたことがあります。
それではなんばパークス店で取り扱いがあるコインローファーを見ていきましょう。
左のブラックが5260と呼ばれ踵抜けを防止するためにヒールカップを小ぶりにし
日本人の足を研究し開発されたローファー専用のラストとなっております。
対して右のバーガンディは4545と呼ばれ爪先にボリューム感を持たせ
バランスの良いフォルムが特徴のラストを使用しています。
ぱっと見た感じ2足の違いが分かりにくいかと思いますが
履いてみると全然違います。
私もBerwickのローファーを何足か履いているのですが
横幅が広い足の形をしているため5260に比べ4545のラストのほうが断然楽に感じます。
コインローファーの代表的なブランドとして
1879年にイギリスの靴の聖地ノーザンプトンで創業された「CROCKETT&JONES」のボストンなどがあげられます。
ベーシックでクセのないデザインのコインローファーですが
スウェードタイプもあり大変人気のローファーとなります。
他には1891年に創業されたフランスの老舗シューズブランド「J.M.WESTON」の180。
200種類以上の試作モデルを経て完成された一足で
1足のローファーを制作するのにおよそ2ヶ月かかるそうです。
私も2足持っているのですが痛くて履けていないのが現状です。
最後にコインローファーと言えば始まりである由緒正しきブランド「G.H.Bass」のローガンです。
「G.H.Bass」の最も象徴的なシューズとして知られており
無駄を削ぎ落したシンプルでスッキリとしたデザインで履き回しやすいのが魅力です。
発売当初はアイビースタイルの定番シューズとして愛されていましたが
現在では様々なスタイルに合うシューズとして世界的に愛用されています。
今回ご紹介したコインローファーですが
サイズ選びが難しい革靴でもあります。
なぜならローファーには靴紐がついていないのでサイズの微調整ができないからです。
是非一度ご試着いただきBerwickの履き心地を確かめて見てください。
皆様のご来店心よりお待ちしております。
MARUNOUCHIグローバルスタイルなんばパークス店 片山