シューツリーの話【表参道】
村山です。
先日新潟に旅行に行った際、靴の木型をランプにして販売しているアンティークショップがありました。
商品故に写真こそ撮ってはこなかったですが、あまりにも欲しい。
脳裏に焼き付いて後悔しております。
さて、靴の木型といえばのお話ですが皆々様。
シューキーパーは靴にいれておりますか。
かねてから靴屋で靴を買えば、ポテトもご一緒にいかがでしょうかのノリで勧められるあれでございます。
シューキーパー、特に木製のものはシューツリーと呼ばれ、靴の寿命を延ばすのに一役買っております。
Berwick SHOE TREE
- SIZE : UK5~9
- MATERIAL : BIRCH(ブナ)
- PRICE : ¥3,960-
Berwickの純正シューツリーはバーチ(ブナ)で作られた保形能力の高いツインチューブタイプ。
スプリットタイプの為、様々な形状にフィットしやすく
バーチの持つ抗菌力や吸湿性能の高さでシューツリーで使われる木材の中では高級品
たとえ話にひとつ
寒い時期、くちびるや指の関節があかぎれして痛い思いをされた方がご覧の方の中にもしかしたらいるんじゃないでしょうか。
あれって簡単に言えば、乾燥した皮膚が伸びようとしたときに伸び切らず切れてしまっているという事なんですけれども。
あれは靴にも起こりうるのです。
甲革の皴を伸ばさず、そのまま置いていれば
レモンの皮を絞るように皴の先から革の油分が抜け、乾燥し、最悪の場合ひび割れてしまうのであります。
同時にシューツリーは皺を伸ばすだけでなく、インソールが溜め込んでいる湿気を吸い出してくれる効果があり、臭いの抑制にもつながります。
時折シューツリー自体を天日干ししてあげたり、鑢をかけるなどの手入れが必要ですがそこまで手間のかかるものではありませんし
プラスティックの物だと得られない効果ですので、少々高価でも靴に合う木製のものがオススメ。
ブナ材など、頑丈な木材であれば靴よりも長持ちしてしまうことも。。。
入れるタイミングやシューツリーのタイプなどなど、まだ掘り下げればディープなお話ですのでまた別の機会に記事にしてあげることにいたします。
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