スーツの起源についてPart.1
こんにちは。
PREMIUM銀座本店のモーエンです。
皆様が何気なく着ているスーツどこの国から始まり、いつ頃から普及したかご存じでしょうか?
今回はそんなスーツの起源についてまとめたいと思います。
スーツの源流は15.16世紀ヨーロッパのフロックコートと言われています。
農民の農作業着として、また軍人の軍服や貴族のコートとして、
機能は全く異なるものの、幅広く用いられてきました。
また、19世紀中期になるとラウンジスーツというものが、イギリスで貴族階級の間で
流行りました。これがスーツの原型とも言われています。
ラウンジスーツとは、18、19世紀男性の夜の正礼装の燕尾服
の代わりに着られていたものです。食後、男性同士でタバコやお酒を
嗜む際、どうも燕尾服では座るのに邪魔で堅苦しい。。。
そこで考案されたのが、ラウンジスーツであり、着丈短い上に
エレガントさを失われない装いです。
因みにアメリカでは、ラウンジスーツはとってかわってサックスーツと
呼ばれたものが着られました。シルエットがサック(袋)のように膨らんで
見えるところからきており、だれでもサイズを気にせずに着られるように
考案されました。サックスーツで有名なのが「No.1 サックスーツ」を考案した
ブルックスブラザーズです。
今回は、スーツのルーツについてお伝えさせていただきました。
次回は、スーツが時代によってどのように変化したかお伝えさせていただきます。
どうぞお付き合いいただければと思います。
PREMIUM銀座本店
モーエン