スーパー表記について【近鉄奈良店】
皆様こんばんは!
2023年も残りわずかですね。
2024年はどんな年になるんだろうとワクワクしている23歳芦田です!
今日は生地に書かれているスーパー表記について紹介します。
オーダースーツの生地を選んでいる時に見る「SUPER◯◯’s」という表記。
当店でオーダーされたお客様には、生地を選んでいただく際にご説明させていただくことの多いスーパー表記ですが、知らないという方も多いはず、、、スーツの生地を選ぶ際に気になった方もいるのではないでしょうか。
スーパーは繊維の太さを表す数字!
数字が繊維の太さを表記しています。
ここで問題です!
スーパー表記の横に書かれている数字が大きければ繊維の太さは太くなるのか、細くなるのかどちらでしょうか!
正解は細くなるです!笑
つまり「スーパー120」「スーパー190」などと、スーパーの次にくる数字が高くなるほど、繊維の太さは細くなります。
ですが、
スーパーは繊維の細さで糸の細さではありません。
スーパー表記の数字が上がることで、細くなるのは繊維の細さです。
つまりスーツ生地を作る材料である羊の毛の細さを表しています。
ちなみに人間の髪の毛の太さは50ミクロンです。
SUPER120’sの場合 17.5ミクロンです。
数字が10ずつ上がれば0.5ミクロンずつ細くなっていきます。
結論
スーパー表記が高い生地の方がいい?
お客様のスーツの着用する場面や頻度も考慮しますので、スーパー表記が高いものが必ずしも良い選択ということでありません。
繊維が細ければこのような特徴があります。
- 光沢感がある
- 軽くしなやかなる
- 発色が良くなる
- 肌触りが滑らか
しかし、スーパー表記が高い、つまり繊維が細いということは、それだけデリケートな生地になるということです。
スーツを一着しか持っておらず、着回しができないという場合にはスーパー150以上のデリケートな生地はあまりオススメしません。
毎日着用するようなビジネスウェアとして重宝するのはスーパー130くらいまででしょうか。
ウエディングやパーティー用の衣装でしたら、スーパー表記も高いものを選択し、エレガントさを演出してみてもいいでしょう。
あくまで生地を選んでいただく際の、参考程度にしてくださいね。
近鉄奈良店ではスーパー表記が低いものから高いものまで幅広く置いていますので、是非当店にお越しくださいませ。
皆様のご来店お待ちしております!
近鉄奈良店 芦田