スタイリストブログ

DRESSING THE MAN – 3ピーススーツオーダー

2011.08.24 
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8月も終盤を迎え天候も不順ですが、私たちGlobalStyleにも早割キャンペーン会期末とあって

 

秋冬物をオーダーして頂けるお客さまが増えてきております。

 

有難い事です。。。

 

 

 

 

さてさて、先日のブログエントリー(https://www.global-style.jp/archives/5229

 

自宅の断捨離中にこんな本が出てきました。

 

 

アランフラッサー著『DRESSING THE MAN』2002年

 

 

 

※AMAZONより抜粋

 

ここ25年間、男性は現代史のほかのいかなる時代にもまして、多くの金を自分自身のために

 

衣服に使ってきたとアラン・フラッサーは言う。

 

いまは「裕福なダンディーの常備軍が出現するのにけっして都合のいい時期ではない」と彼は

 

信じ、そしてこの『Dressing the Man: The Art of Permanent Fashion』のなかで、

 

けっして流行遅れになることはないと彼が明言する男性服のツアーに読者を連れ出す。

 

フラッサーはデザインをいかに組み合わせるかを念入りに説明し、試着室で服を身に

 

着けるとき、なにを求めるべきか、ストレートポイントのカラーに合うのはどんな種類の

 

ジャケットか、そしてモンクシューズの歴史を、蝶ネクタイの正しい位置を、

 

さらに「ビジネス・カジュアル」が真に意味するものを解説する。

 

ハンフリー・ボガートからウィンザー公までぱりっとめかし込んだ男たちの写真や、

 

ネックウエア、スーツ・ジャケット、コートの袖、ズボンの折り目を描いた絵など、

 

挿図がたくさん載っており、この本はどの男性にとっても大いに参考になる。

 

 

 

 

 

 

クラシックが好きな方なら、一度は目にした事があるかもしれませんね。

 

購入した当時は、クラシックの基本を学ぼうと苦手な英語を翻訳しながら読んだものです。

 

購入当時は8000円程したのですが、今は3000円ちょっとで購入できるんですね・・・。

 

先日オーダーした、自身のブラックウォッチのスーツに加え、実は今回もう1着

 

オーダーしました。

 

この本の中にも、男性が持っておくべきスーツ服地のシーズン別の定番が紹介されています。

 

 

秋冬のみ、画像を撮りましが・・・ネイビーチョークストライプやグレイシャークスキン・白黒の

 

グレンチェック・ネイビーバーズアイ・フランネルのグレイやネイビー等・・・・おさえておくべき

 

服地が並んでいます。

 

 

春夏は軽くしなやかで色鮮やかなイタリア物の生地が人気ですが、秋冬はやはり打ち込みの

 

しっかりとした厚みや温かみのある生地が個人的にもオススメです。

 

 

そうは言いながらも、今回セレクトした生地はイタリアCANONICO社のツィーディーな織感の

 

ミディアムグレイの生地です。

 

 

なぜこれをセレクトしたかと言うと、イタリア生地でなんでもない平織りの生地なのですが、

 

あえて高番手の糸は使わず、ハリコシのあるしっかりした素材だと言う事と、微妙にミックス

 

された色の加減が、英国物を思わせる仕上がりだと思うからです。

 

毛足の長い生地ですと、私の場合は摩擦の多い部分にどうしても毛玉ができやすく、今まで

 

なんどもフランネルの生地をダメにしてしまったので今回は、打ち込みの強い平織りの生地を

 

セレクトする事にしました。

 

しかも、持っておくべき定番の素材感と色。

 

さらに、この秋冬はもっと人気のでそうな3ピースでオーダーすることに・・・。

 

 

色合いも使いやすい、ミディアムグレイなので、先日エントリーしたブラックウォッチジャケットに

 

ベストとスラックスはこのミディアムグレイでコーディネートしようかな?

 

とも考えています。

 

昔のブルックスブラザーズのオッドジャケットの広告です。

 

 

 

画像ではわかりずらいですが、こちらはウインドペンのオッドジャケットで、今回の自身の

 

オーダーのテーマであるブリティッシュアイビーにぴったりなイメージです。

 

オッドジャケットはまさに、そのままでは使い物にならない・・といった替え上着の意味合い

 

ですが、先日のスーツの上着もまさに今回オーダーのベストとスラックスがあれば、

 

スーツのほかにもまた新たな使い道(コーディネート)が生まれると言うものです!

 

 

限られた予算の中で、色々と手持ちのアイテムとの相性をイメージしながら生地や

 

スタイルを選ぶのも、またオーダーの愉しいところ・・・。

 

 

みなさんも、本格的な秋を迎える前にクローゼットの整理と、新しく仲間入りするスーツや

 

ジャケットをイメージしてオーダーにいらっしゃってはいかがでしょうか?

 

色んなお話をしながら、生地を選ぶお手伝いを致します。

 

 秋が待ち遠しいですね!

 

 

by:H

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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