スーツ大会カラーコーディネート部門お洒落代表【名古屋広小路通り店】
こんにちは~
本日のブログのテーマはコーデにおける配色についてです。
先日、お客さまと
「スーツに合うシャツがわからないからいつも白選んじゃうから選んでほしい」
という会話がありました。
確かにスーツのコーディネートって難しいですよね。
またネクタイやスカーフをつける方にとってはスーツ+シャツ+ネクタイ/スカーフの
3つの組み合わせを考えなくてはいけません。
スーツを着用される方の多くが抱く悩みだと思います。
もちろん相談をいただいたら全力でご提案させていただきます。
ただ、どんな組み合わせがあるのかは知ってみると今後のスーツライフを
より楽しんでいただけるのではいかと思います。
なので本日はスーツの配色に注目したコーディネートのご案内でございます。
カラーコーディネートおいて3という数字がポイントです。
まずはコーディネートおいての配色の3つの領域です。
①ベースカラー:見た目全体の印象を決める色。全体の約6~7割を占める。
②アソートカラー:ベースカラーを引き立てる色。約2~3割を占める。
③アクセントカラー:強調色と言われ見た目を引き締める色。約1割を占める。
スーツでは着用した際の見える面積として3つの領域を導入しやすいの特徴です。
①ベースカラーはスーツの本体
②アソートカラーはシャツ
③アクセントカラーはネクタイやスカーフ
またコーディネートおいて入れる色は3つまで!3つに収まると
バランスの良いコーディネートがしやすいです。
他にも2:1の原則で2つ無地なら1つは柄。2つ柄なら1つは無地といった法則もあります。
ここまでの法則を参考に誰でも簡単にチャレンジできるようなコーデを
いくつかご紹介させていただきます。
①トーン・オン・トーン配色
簡単に言えば色のグラデーションを活用したカラーコーディネートです。
同系色で統一感を出してバランスあるコーディネートになります。
また、2:1の法則を用いてコーディネートしており
チェックの方はカジュアルな洒落た感じが楽しめます。
ストライプの方は勢いのある印象や力強いイメージを与えることができます。
②トリコロール配色
色相やトーンに大きな差のある3色でカラーコーディネートされたものです。
ところで皆さまは色相環をご存じでしょうか。
上の図が「色相環」というものになります。上の図で黄色と紫のように
真逆の位置に配置される2色を補色といいます。
今回、トリコロール配色をご紹介するために用意したコーデは
スーツ本体とアクセントカラーであるネクタイに補色関係の2色をあてはめ
勢いのある活動的な印象を作り出し、2色を引き立たせるために
無彩色の白を基調としたシャツを合わせ調和させています。
補色関係にある2色は互いに引き立たせ相性がいいので
カラーコーディネートで迷われたときは、スーツとネクタイを補色でまとめ
シャツは白を基調としたものを選べば間違いないです!
さて本日はコーデにおける配色がテーマでした。
簡単におさらいをいたしますと
①3つの領域
②3色コーデ
③2:1の原則
④トーン・オン・トーン配色
⑤トリコロール配色
現時点でスーツの組み合わせに不安をお持ちのお客さまにとって
少しでもコーディネートを楽しめるきっかけになればと願っております。
また、ご来店いただいた際にご相談いただけたら今ある知識をすべて絞り出して
ご満足いただけるご提案をさせていただきます。
最後になりますが
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
名古屋広小路通り店 今井