そもそも革靴は何足持つべきか【銀座本店新館】
村山です。
暦上はもう秋ですね。
しかしまだまだ暑いですから熱中症対策には気を付けて参りましょう。
夏なので当然の事ですが、ここ数日急に雨が降り、更に土砂降りになりますよね。
室内にいるときは「おーすげェ」とか言いながら眺めているのが正直結構好きなんです、が。
外で降られてしまった時はたまったもんではありません。
特に、革靴に至っては適切な処置をしないと2~3日後にはカビまみれになり、最悪ひび割れてしまうという事も。
雨が降られた後の革靴、背広はしっかりメンテナンスするとともに、雨に対応できる「数」を用意しておくと安心です。
(自宅の私物の一部、デザインが偏ってますがシーン別で用意してあります)
以前、革靴は3足を使い回す方が良いんですか?とお客様からお聞きする事が良くありました。
結論、個人的にお持ちいただく足数は日常3足+晴雨兼用2足=5足をオススメしていて、それは今も変わらずでございます。
身も蓋も無い言い方をすれば、”人による”というのが答えでございますが
大事に靴を使用していく予定でしたら、平日出勤のご職業の方で3足はちょっと足りないように感じます。
というのも、靴が自然にちゃんと乾くまでにかかる時間は、湿度70%の部屋でおおよそ3~4日かかるそうで
特にこの時期、仮に月曜日~水曜日まで雨続きだとすると、木曜日に履く靴は月曜日に濡れた
まだ中が少し湿っている靴を履くしかありません・・・
足にとっては臭い・水虫のリスク、靴にとってはカビ、破損のリスクが高まってしまいます。
スニーカーに使えるシュードライヤーは革にはダメージになってしまうケースがほとんどですから
晴れ雨兼用で使用できる革靴を2足追加し、5足で回すが最適なんじゃないでしょうか。
多いに越したことはないですが、一家の柱に怒られぬようご用心。
雨で革靴に困っている方はどうぞ一つ参考までに...
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村山