色の認識【名古屋広小路通り店】
こんにちは。
鈴木(晴)です。
皆様はカーキと聞いてどっちを想像するでしょうか。
恐らく左が多いと思います。
しかし、実際は右側の色です。左はオリーブグリーンと言います。
カーキとはヒンディー語(インド圏の言語)で土埃という意味です。
乾燥した砂漠地帯が多いインドでは土埃は右のイメージでしょう。
しかし、なぜか世間では左がカーキと認識されています。
恐らくですがミリタリーファッションが流行った際に、ミリタリーで良く使われる色=カーキという広い認識が広まり、ミリタリー=森林系の迷彩=緑と連想ゲームのように変わっていったのだと思います。
私はミリタリーが大好きなので当然カーキ=右ですが、実はついこの間まで世間のカーキが左だと知りませんでした。
前に服屋さんに行った際にマネキンが来ていた服のカーキがありますかと聞いたら品切れと言われたので、売り場に案内してもらうとたくさん残ってました。
他にも、この仕事でカーキ色の生地はありますかと聞かれて右のイメージで持っていっていたのですが「いや、これカーキじゃないですよね?」というやりとりが何度かあり初めて気が付きました。
この認識のずれは話がすれ違ったり滞るので何とかしたいところですが、どうにもならないのだろうなと半分諦めています。
正直、この色の認識は私の中に刷り込まれているので矯正はできないと思います。
カーキと言われたら、一瞬考える間があって緑の方かと気づきます。
しかしそれは最初から緑をカーキと認識している皆様も同じだと思います。
この間も家具を買った際、お店に在庫がなかったので色の名前を見て取り寄せしてもらったら違う色が届いて結局買わずに帰宅しました。
しかも本来欲しかった色はそのやり取りの間に売り切れ。
……やっぱりどうにかしたいです。
色の勘違いの話でした。
名古屋広小路通り店 鈴木(晴)