スーツの話【横浜スカイビル店】
こんにちは。
三連休最終日です。
といっても来週末も祝日があり3連休になっているようで…。
グローバルスタイルは全店休まず営業しております。
9月も折り返しを過ぎ、少しずつご来店を頂くお客様も増えてきております。
スーツ離れが囁かれる昨今ではございますが、
やはりビジネスは勿論、様々なシーンにおいてスーツの担う役割は他に代えがたい部分があるのかと存じます。
日々の仕事や結婚式や成人式、畏まる場面ではやはりスーツという認識はまだ強いです。
一方で休日にスーツやジャケットをお召しになる方も増えてきているように感じております。
私が生まれるよりも前、書籍などで目にするような時代では、
休日でも多くの男性がジャケットやスーツをお召しになっていたようです。
スポーツウェアやカジュアルウェアの普及という大きな流れにより、
仕事着と休日着の棲み分けが非常に明確になった為、
スーツ=仕事着という認識を持たれる方が圧倒的多数となる時代が長く続いております。
しかしながら、コロナ以降(それよりも前からかもしれません)その仕事着でのスーツという立ち位置が曖昧なものとなってきました。
リモートワーク等で仕事ではスーツを着用しないというお声も多く耳にするようになっています。
スーツを販売する者としてはその流れは非常に残念ではございますが、
一方でそういった流れの影響もあってか休日にお洒落なスーツ(ジャケット)をというお声が増えています。
「仕事着」という強いイメージから、「格好良い洋服の一つの選択肢としてのスーツ」というイメージが増しているのではないでしょうか。
ゴルフをなさる方などは、ドレスコードとしてジャケットを必要とされる事は以前から多かったですが、
そのような他者から求められて必要とする場合でなく、
自ら能動的にファッションの一つとしてスーツを選択される方が増えているように感じております。
勿論ビジネスや結婚式など従来からある需要の方が圧倒的に割合は多いですが、
数年前と比べると確実にそのようなご要望を頂く事は多くなっております。
洋服を誂えるという行為、文化が好きな私個人としては、
20代のお若いお客様から頂くそういったご要望は非常に新鮮で、嬉しい限りです。
我々スタイリストもそのようなご要望に対しても、
より良いご提案を行えるよう、より視野を広く持ってスーツに向き合っていかなければと強く感じております。
グローバルスタイルはパターンオーダーの専門店であり、
ご用意している型紙は所謂テーラードのジャケット、スラックスでございます。
あくまでもその範疇でという限りはございますが、
生地の色柄や素材感は勿論、サイズやシルエット、コーディネート等様々なアプローチで
ご提案させて頂きますので、こんな服欲しいなというイメージが御座いましたら、
是非店頭でご相談いただけますと幸いで御座います。
当日のご来店、ご予約も承っております。
本日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。
MARUNOUCHIグローバルスタイル 横浜スカイビル店
曽根