こんにちは。

 

今回は新たに展開することになりました【カイザープレミアムモデル】のご紹介です。

 

 

新モデルのお話の前に、以前から非常に人気で沢山のご注文を頂いておりました、

カイザーモデルについて簡単にご紹介を致します。

 

ご着用いただいたことのある方は強く感じて頂いているかと存じますが、

とにかく着心地が良いというのが最もわかりやすい部分になるかと存じます。

 

 

スーツを作るにあたって様々な工程が御座いますが、

カイザーモデルについては通常モデルと比べ非常に多くの工程を要します。

 

手作業でのアイロンワークによるクセ取りや立体を記憶させるためのしつけ縫いなど、

細かな工程を経ることでより身体に沿った丸みのあるスーツになります。

人の体は直線的な部分はほとんどなく背中や胸など多くの曲線によって構成されます。

その曲線に自然に沿うような立体的なスーツになることで最高の着心地になるのです。

 

 

作業工程だけでなく、アームホールや全体の設計も緻密に考えられた設計となっており、

それを縫製するには高い縫製技術が必要になります。

また、骨組みとなる芯材も上質な本バス芯を使用することでそのシルエットが美しく現れます。

 

…と良さを上げるときりがないのですが、とにかく綺麗で着心地が良いのです。

 

スーツの着心地はこの型紙の良さに依存する部分が非常に多くあります。

どんなに巾や長さが体に合っていても立体的な身体には中々フィットしきらず、

着心地の良さを感じられない場合もございます。

 

カイザーモデルについてはその着心地の良さを強く感じて頂けるモデルとなっております。

 

非常に前置きが長くなっておりますがそんなカイザーモデルがさらに進化したモデルが【カイザープレミアムモデル】なのです。

 

大きな違いとしてはカイザープレミアムモデルはセミハンドメイドになるという点です。

ハンドメイドという言葉の定義は難しく一定ではないかと思いますが、

ここでは手縫いをハンドメイドと定義させて頂きます。

 

 

通常のカイザーモデルは縫製工程については全てミシン縫いとなっておりますが、

カイザープレミアムモデルは着心地に大きな影響の出る肩、袖付け、上衿の縫製を熟練の職人による手縫いで行っております。

 

手縫いだから良いというのは一概には言えない部分ではございますが、

より着心地を良くするために行うテクニックはミシン縫いでは再現することが難しく、

人間の繊細な手作業に頼らざるを得ないということなのです。

 

スーツの荷重が最も乗ってくる肩や首回りをより人体にフィットさせ、

軽く柔らかな着心地にするために肩や袖のイセ込みの分量を大幅に増やし、

上衿も一枚衿を首にしっかりとフィットするようしっかりとクセ取りを行って縫製していきます。

 

 

言葉では伝わりきらない部分になりますが、上記のような作業は非常に手間がかかり、高い技術も必要とします。

マシンメイド中心のパターンオーダーの中で、より良いスーツをご提供できるよう一部をハンドメイドでお仕立てしているのが【カイザープレミアムモデル】なのです。

現在【カイザープレミアムモデル】は一部店舗限定展開となっております。

先日より横浜スカイビル店でも展開が始まりましたので店頭でサンプルをご着用頂くことも可能です。

 

手間がかかっている分プラスのアップチャージを頂いておりますが、

間違いなくその価値のある素晴らしい着心地を感じて頂くことができます。

 

一張羅となるスーツをご検討の方、以前よりカイザーモデルを着て頂いていた方、皆様に是非感じて頂きたい素晴らしいスーツをご案内できるのが【Premium Marunouchi 横浜スカイビル店】で御座います。

もう既に数名のお客様に気に入っていただきご注文を頂いております。

 

是非装いも新たになった【Premium Marunouchi 横浜スカイビル店】で【カイザープレミアムモデル】の最高の着心地をご体感ください。

 

Premium Marunouchi 横浜スカイビル店

曽根